はじめに Bレギュレーション最後の環境!?
結論から書くと今までの環境に引き続きVMAXを倒しやすい「ひのたまサーカス」ズガドーンや三神ザシアンVが中心で環境が周り、ムゲンダイナVMAXなどが活躍する環境となるだろう。
そしてデッキがうまく回ると三神ザシアンVをも上回るパワーをもつ超ミュウツー&ミュウGXデッキも注目されている。
一方でSMBカードを使いこなすピカチュウVMAXも大暴れすることが予想される。
今回の仰天のボルテッカー環境はもしかするとSMBカードが使える最後の環境となるかもしれない。看板カードであるピカチュウVMAXが「エレキパワー」や「カプ・コケコ◇」をフルパワーで使いこなしてくる環境でもあるといえる。
そんな中開催されるのが「チャンピオンズリーグ2021 横浜」だ。
「チャンピオンズリーグ2021 横浜」
開催日
2020年10月3日(土)・4日(日)
開催場所
パシフィコ横浜 展示ホールD
今回は仰天のボルテッカー環境と「チャンピオンズリーグ2021 横浜」の環境を考察していきたい。
仰天のボルテッカーTier予想
Tier1
三神ザシアン・ピカチュウVMAX・ひのたまサーカスズガドーン

Tier2
ムゲンダイナVMAX・ルカリオメルメタルGXザシアン・超ミュウツー&ミュウGX
特に超ミュウツー&ミュウGXデッキは無人発電所の採用率の低下により、プレイヤーたちから注目されているデッキだ。
マリィやナイトウォッチャーなどを連打することでコンボデッキの三神ザシアンVに対する行動を封じることで勝利することができる。

Tier3
サイトウいりガラルネギガナイトVセキタンザンVMAX・マルヤクデVMAXなど
ピカチュウVMAXが環境の台風の目となるか
仰天のボルテッカー環境はなんといってもピカチュウVMAXがエレキパワーなどを使いこなす環境が特徴的だ。
ピカチュウVMAXはひのたまサーカスズガドーンの火打石などを封じる「パラライズボルト」を持つクワガノンVも取り込むことができる。
またピカチュウVMAX自身も270ダメージとムゲンダイナVMAXと同じ火力を持つ。
さらにエレキパワーで倒せる範囲を広げることができる。2回使えばVMAXすら一撃で倒すことが可能だ。
三神ザシアンVはギルガルドVの登場で環境をさらに変える
一方で、多くのプレイヤーを驚かせたのはギルガルドVの登場だ。
ギルガルドVはソニックエッジによりジュナイパーなどのV・GXからダメージを受けないポケモンなどを対策することができる。
以前より三神(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX)デッキはオルタージェネシス後にボスの指令により相手のベンチのデデンネGXやクロバットVなどを呼び出し、2回倒すことでサイドを合計6枚取ることが脅威となっているデッキだ。
今まではジュナイパー系デッキなどである程度三神ザシアンVデッキを対策できたが、ギルガルドVの登場により厳しくなり数を減らすことが予想される。
ムゲンダイナVMAXとそのメタとしてセキタンザンVMAX使いも登場?
ピカチュウVMAXと同じ270ダメージを出しながら、ベンチが揃えば常に安定してダメージを出せることが魅力なムゲンダイナVMAXデッキも引き続き人気デッキとなるだろう。
一方で、ムゲンダイナVMAXとピカチュウVMAXを対策できるデッキが強化される。それがセキタンザンVMAXら闘タイプのデッキだ。
セキタンザンVMAXは闘タイプなためピカチュウVMAXやムゲンダイナVMAXに弱点をつくことができる。
今まではワザ「ふんかだん」によるエネ加速からキョダイガンセキを使うためやや立ち上がりが遅いデッキだったが、新たに登場した
サイトウによりエネを加速させることでスピードが上がったといえる。
ガラルネギガナイトVという新たなアタッカーを獲得したことから、今まで以上に活躍することが予想される。
まとめ
今回の考察は今までの環境の最前線にいる三神ザシアンやひのたまサーカスズガドーンなどが最上位デッキであると予想し、その上でピカチュウVMAXはこれら上位デッキに負けないデッキであると予想した。
エレキパワーやクワガノンVなどサンムーンとソードシールドのカード両方を多彩に使いこなすピカチュウVMAXデッキの活躍に注目したい。

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