はじめに 反逆クラッシュとイベントについて
爆炎ウォーカーは本来、チャンピオンズリーグ京都が開催され盛り上がること必至なパックでもあった。
しかしイベントが中止になった他、ジムバトルなども開催されたため「環境」というものが存在しなくなった。
2020年2月29日(土)以降開催予定のイベントについて | ポケモンカードゲーム公式ホームページ
今回は「爆炎ウォーカー環境下で大型大会がもし開催されていたら」の仮定のもと、環境を考察したい。
環境の中心はクワガノンVか
爆炎ウォーカーきっての注目カードといえばクワガノンVである。
まずクワガノンVをどう使いこなすかが注目されるだろう。
第一候補はエレキパワーなどが入るピカチュウ&ゼクロムGX中心の雷デッキだろう。
サンダーマウンテン◇、エレキパワーも採用することができる。グッズを封じることで環境に長く居続けるひのたまサーカスズガドーンを封じ込むことができるか。
手札から炎エネルギーをトラッシュして大ダメージを出すズガドーンデッキだがグッズロックには非常に弱い。
炎の結晶や火打ち石が使えなくなるからだ。
今までピカゼクに対して大幅有利を取っていたズガドーンだがこれからはクワガノンVが入るようになるため逆に勝てなくなると思われる。
クワガノンVの影響をあまり受けない炎VMAXたち
クワガノンVの活躍にともない影響をあまり受けない炎勢が相対的に強くなることが予想される。
ピカチュウ&ゼクロムGXに絶妙な打点を持つことができるマルヤクデVMAX。もはやお家芸となりつつあるガラルジグザグマ+回収ネットコンボにより320ダメージを出すことができるリザードンVMAX。
巨大なカマドと溶接工さえあれば最低限の動きはできるポケモンたち。弊害があるとすればポケモンいれかえができないくらいだ。
リザードンVMAXはピカチュウ&ゼクロムGXに対しては回収ネット+ガラルジグザグマコンボも必要ないためクワガノンVの火力の低さを利用してじっくりと準備をすることができる。
しかしマルヤクデVMAXたちVMAX勢たちに強いため、ひのたまサーカスズガドーンは少し動きづらくなるものの一定数はいるものと予測される。
三神にクワガノンVを採用する動きも
一方、アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンVデッキにクワガノンVを採用しようとするプレイヤーも登場しているようだ。
三神ザシアンクワガノンVデッキ!
三神が苦手としている「ひのたまサーカスズガドーン」デッキですが、三神デッキにクワガノンVのグッズロックをしかけるだけで簡単に滅ぼせるようになります!
クワガノンVはオーロラエネルギー+鋼エネルギーで起動可能! https://t.co/QsEiSSwn2d pic.twitter.com/grY28kMPEJ— ポケカ情報・攻略 – ポケカタクティクス! (@pokeca_tac) April 17, 2020
ひのたまサーカスズガドーンがクワガノンVによって数を減らすことで、V/VMAX環境がさらに加速するかもしれない。
ドラパルトVMAXや悪タイプも
ドラパルトVMAXやオーロンゲV・VMAXデッキなども一定数存在し、活躍することとなるだろう。

サーナイトVMAXは?
サーナイトV・VMAXは決して弱くはない環境だが、リザードンVMAXやマルヤクデVMAX、ひのたまサーカスズガドーンに弱い。
また鋼弱点なためザシアンVに一撃でやられるなど環境的には逆風であり、爆炎ウォーカー環境では結果を出すことができないと予想される。
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