しまめぐりのあかし
ポケモンのどうぐ ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。
このカードをつけている「ポケモンGX・EX」の最大HPは「100」小さくなり、そのポケモンが相手のワザのダメージできぜつしたとき、とられるサイドは1枚少なくなる。
カード評価 7.0点
- 相手のサイド計算をずらすユニークなグッズ。
- 欠点も多いためメリットとデメリットをよく考えデッキに採用しよう。
相手のサイド計算をずらすユニークなグッズ「島巡りの証」
シルヴァディorペルシアンGX+サーナイトGXデッキなどの欠点である、「ドリュウズに一撃でやられて2枚とられる」という弱点をユニークな形で補えるカード。
ベンチにいながら手札を稼ぐシルヴァディGXやペルシアンGXにこのカードを持たせることで、とられるサイドを減らすことができる。
メイやぼうけんのカバンでサーチすることも可能。
面白い使い方では、悪エネルギーのついたマニューラGXに「しまめぐりのあかし」をもたせた場合、とられるサイドが0枚となる。
ただしHPが低くなるため非GXポケモンにやられやすくなる。たとえばシルヴァディGXがギラティナのシャドーインパクトで一撃で倒されてしまう。グレートキャッチャーなどによって呼び出され簡単に処理されてしまうようにもなる。
とられるサイドが1枚減ったからといって、シルヴァディGXのようなポケモンにもたせていると戦略上重要なポケモンを失うことには変わりない。
状況によって有効な場面は変わるが、カプ・テテフGXやデデンネGXなどにもたせておくと相手のサイド計算を狂わせることができるだろう。
ケンホロウのダウンバーストでしまめぐりのあかしをついたデデンネGXを攻撃した場合
トリプル加速エネルギーの付いたケンホロウのダウンバーストでしまめぐりのあかしの付いたデデンネGXを攻撃してトリプル加速エネルギーとしまめぐりのあかしを戻した場合に取れるサイドの枚数は? #ポケカ
— ポケカ攻略 – ポケカタクティクス! (@pokeca_tac) September 12, 2019
結果は0枚。理由はケンホロウのダウンバーストにより「しまめぐりのあかし」が山札に戻り、デデンネGXのHPが160に戻る。そのためデデンネGXは気絶せず、90ダメージを受ける。
ただし、もしもケンホロウがこだわりハチマキ等のダメージを増やす効果でしまめぐりのあかしがついていない時のHPより多くのダメージを与えて倒せた場合にはサイドを2枚取ることが出来る。
タッグチームオンリーデッキでの採用
主に三神フェロマッシに採用されている。このデッキはタッグチームのみで構成されており、しまめぐりのあかしを採用することにより本来3-3でとられるサイドが3-2-3とずらすことができる。
もともとタッグチームはしまめぐりのあかし込みでもGXたねポケモン並のHPがあるため耐久は高く有用。

しまめぐりのあかしの落とし穴
「HPが減る」以外のデメリットがないように見えるしまめぐりのあかし。
しかし「ワザのダメージで倒されたとき」にしか効果が無いのでベトベトンタッグチーム等のダメージ以外で倒すことのできる相手には弱い。
ウルトラネクロズマGXのめつぼうのひかりGXでサイドを2枚獲得される
ウルトラネクロズマGXのめつぼうのひかりGXやエーフィ&デオキシスGXのクロスディヴィジョンGXのようなダメカン乗せにも無力。

デデンネにしまめぐりの証をもたせた!これで倒されても1枚しか取られないから安心だ!→めつぼうのひかりGX デデンネは死にサイドは2枚取られるって場面もありそうですね……
また、島巡りの証は「ポケモンのどうぐ」なためフィールドブロアーなどで消される点には注意。ハマれば強力なグッズだが、過信はできないカードといえる。
総じて、しまめぐりのあかしは相手を見てポケモンに持たせるカードといえる。デッキに多く投入し、とりあえずポケモンに持たせるグッズとは言いづらい。ただし有効な場面も多いため、デッキに数枚採用すると相手の計算を狂わせることができるカードといえる。
しまめぐりのあかしを採用するデッキ
三神フェロマッシ

「しまめぐりのあかし」収録オルタージェネシス全カードリストと考察
