ドリームリーグ環境予想
リミックスバウト環境ではリザードン&テールナーGXを獲得した炎デッキやミュウツー炎、高い耐久を生かしたカメックス&ポッチャマGXが流行した。
また、無対策の相手にイージーウィンができるアローラペルシアンGXが地雷枠として見られるようになった。
それらを踏まえた上で、ジムバトル環境を予想したい。
環境トップ候補はやはりレシラム&ゼクロムか
こだわりハチマキなしでも高い打点を叩き出せる。デンジを使えるためグッズを好きなときにサーチすることができるなどメリットが大きい。GXワザも条件は厳しいが超強力。
エネ加速もカキとカプ・コケコ◇の両方に対応しており、さらにレックウザGXやアーゴヨンなどで継続的に高打点を叩き出すことができる。
現在、カードの買取はレシラム&ゼクロムGXに使うアーゴヨンの高額買取をかかげる店も多く、人気では間違いなくトップになることがよそうされる。
また、レシラム&ゼクロムGXの登場により厳しくなるデッキも存在する。
前環境で活躍していたカメックス&ポッチャマGXはその例で、耐久を生かした持久力が持ち味のデッキはレシゼクに一撃で倒されることになり向かい風となる。
耐久系ではラフレシアGXの加入によりモクロー&アローラナッシーGXがさらなる耐久を獲得したが、やはり炎環境であることが大きく、またレシゼクの登場も向かい風となるか。
ドリュウズの登場によりアローラペルシアンGXの減少予想
リミックスバウト環境ではそのやりすぎなまでのメタ性能を持つアローラペルシアンGXの登場、流行により意識せざるを得なくなった。
これによりゲッコウガGXが評価を上げていたが、今回ドリュウズが登場した。
ドリュウズはメタモン◇から進化でき、くろおびを持たせればエネ不要で殴ることができ。そうでなくても闘1エネで倒すことができる。と、アローラペルシアンGXの対策にもってこいなカードといえる。
また、ドリームリーグ収録のシルヴァディGXやリミックスバウトでもなお健在のゾロアークGXに対するメタとなり、活躍が期待できる。
ソルガレオ&ルナアーラGX
レシゼクとともに要注目のタッグチームはソルガレオ&ルナアーラGX。
女神の光GXを使い相手のタッグチームポケモンを倒すと、リーリエの全力のデメリットで手札が強制的に減らされてしまうものの、やはり女神の光GXはデメリット考慮しても強力すぎる効果を持っている。
準備中のマーイーカを安全に進化させることができるという点で、カラマネロとの相性も良い。
また、ソルガレオ&ルナアーラGXそのものが超タイプであり、無人発電所に左右されないという長所を持つ。そのためミュウツー&ミュウGXに強く出ることができる可能性がある。
ただしダブルブレイズGXに女神の光GXが無効化される。リーリエの全力と女神の光GXを使うタイミングも含め、研究が進むにつれてプレイに深みが出て強くなるデッキタイプと予想した。
マタドガスの躍進
ホミカ&ドガース・マタドガスの登場により先攻を取られた際の初動の10ダメージをサポートが解決し、よりマタドガスの遂行速度が上昇。
カメックス&ポッチャマGXやラフレシアGXなどの高耐久+回復系のGXポケモンデッキが天敵であったものの、それらのデッキがレシラム&ゼクロムGXが駆逐する可能性があるため環境としては追い風。
しかし、レシゼク対策としてミュウが環境の様々なデッキに入ってくるようになってくることは向かい風であろう。カウンターキャチャーやズガドーンなどでミュウを撃破していけるかどうかが課題となるか。

メイの登場による非GXの強化
新カード メイの登場は多くのデッキタイプを強化するが、特に強化するのは倒されてもいいポケモン数が多く発動機会の多い非GXデッキであろう。
ジラーチサンダーデッキでは今まで使っていたデンジの上位互換のような性能となるし、フーパブラッキーではイーブイ+悪エネルギー+カウンターキャッチャーorハチマキなどを一度に持ってくることが出来る。
2進化デッキにおいてもふしぎなアメをサーチして後続を立てやすくなったため強化と言える。
まとめ
ミュウツー&ミュウGXは継続して使われ、新たにドリームリーグ環境ではレシラム&ゼクロムGXが環境トップに加わり、それらを中心に環境が動くことになると予想した。
ここでは述べなかったが新たなサポートとしてヤーコンやホミカ、リーリエの全力の存在は確実に環境を変えるだろう。

また、レシゼクに強いデッキもシェアを伸ばす可能性が多いにある。レシゼク対策としてシェアを増やすという意味ではサーナイトGXも考えられる。こちらもぜひ参考にされたい。
