ポケカのシールド戦とは?
シールド戦は、未開封の拡張パックを用意し、その場で開封し、当てたカードのみを使ってデッキを組んで対戦します。カードの資産差が出ないので、初心者から上級者までが同じ条件で楽しめる遊びです。(公式サイトより)
今回カードショップやライブ配信で行われるイベント「ミュウツーGX HR争奪戦」はリミックスバウトを用いて行われる。
当記事では「ミュウツーGX HR争奪戦」および「リミックスバウト」を用いたシールド戦について解説する。
優勝デッキはこちら

ミュウツーGX HR争奪戦参加費
2,250円+税 (「リミックスバウト」15パック購入)
※つまり今回の「ミュウツーGX HR争奪戦」の場合はリミックスバウトに収録されている15パックのカードからデッキを構築する。
参加受付方法
この大会は、プレイヤーズクラブから事前応募ができる。※事前応募は先着順。
7月度分と8月度分でそれぞれ1回まで事前応募できます。
当日受付を行っている店舗では、当日に参加枠が空いている場合、
当日参加が可能。当日受付は開催店舗一覧より各店舗の情報(その他の項目)に記載。
当日参加の回数には、制限はない。
ポケカのシールド戦(ミュウツーGX HR争奪戦)の準備・必要なもの
- 参加費(2,250円+税 「リミックスバウト」15パック購入分)
- ご自身のプレイヤーIDが書かれたもの
(スマートフォンなど。プレイヤーIDで事前応募の確認を行います) - 開封したカードを入れるケース
- バトルに必要なもの(ダメカン、コインなど)
- 身分証明証(替え玉等の参加を防ぐためのものと思われる)
※賞品お渡しの際に、ご本人様確認をさせて頂きます。ご本人様確認ができるものをご用意ください。
(6月21日(金)追記)
ポケカのシールド戦のエネルギー・参加賞のエリカについて
開封した強化拡張パック「リミックスバウト」15パック、イベント参加時に配布されるエネルギーカード、参加賞でデッキを作成する。
今回のミュウツーGX HR争奪戦では持参したエネルギーカードが使用できない(店舗側で用意されている)ので注意。
※ご自身で持参したエネルギーカードは使用いただけません。(6月28日(金)追記)
エリカ
なお参加賞のエリカは使用することができる。
ポケカのシールド戦の対戦ルール(デッキ枚数・サイド枚数)
- 40枚デッキ
- サイド4枚
- 勝利条件は通常の対戦と同じ
通常のプレイと異なりデッキ枚数もサイド枚数も少ない。リミックスバウトに収録されているタッグチームポケモンを倒されると、非GXたねポケモン1体を倒されるだけで試合が終わってしまう。
しかし、カプ・テテフGXやジラーチといった攻撃の準備をする手段として用いられるカードも限られるため、ゲームスピードそのものは通常のプレイより遅くなる。
タッグチームはHPが高く、たねポケモンであるため進化が不要。一見、採用するためのリスクは高いがエネルギーの条件を満たせばその分強力な戦力として活躍する。
また、対戦が終わるごとにデッキの中のカードを入れ替えることも可能。
※各対戦と対戦の間に、レギュレーション内のカード(当てたカード、参加賞、配布されたエネルギーカード)でデッキを組みかえることができます。(7月1日(月)追記)
対戦で生かした反省点を次の試合に役立てることができる。
デッキ構築のルールと時間
- その場で拡張パックを開封し、当てたカードを使ってデッキを構築する。 (なお、公式の推奨時間は45分となっている)
- デッキの枚数は、40枚ぴったりにする必要がある。通常のプレイより20枚少ない。
- たねポケモンを必ず1枚以上入れる
- 同じ名前のカードは4枚まで(基本エネルギーはのぞく)
ポケカのシールド戦のコツ
- たねポケモンを有効活用する
- 汎用カード(使いやすくて強いカード)を見極める
- 2進化ポケモンの採用はできる限り避ける
シールド戦において重要なのはシールド戦における汎用カードの使い方である。
シールド戦において最も汎用性が高いのは基本エネルギーであることは言うまでもないが、シールド戦において大活躍するであろうカードを紹介していく。
エネルギーの枚数について
なお、公式サイトではエネルギーがデッキ40枚に対して15枚が推奨されているが、こちらに関してはユーザーによって意見が分かれている。
選んだカードによって最適なエネルギー枚数は変わるため、一概に枚数については結論を出しにくい。シールド戦を何度か練習し、採用したカードにおいてもっとも適したエネルギーを感覚的に見つけることをおすすめする。
※とはいえ後述のローラースケーターのように、エネルギーカードを捨てることでドローできるカードを引くことができたのであればエネルギーは多めに採用すると良いだろう。
進化ポケモンについて
リミックスバウトにおけるホエルオーやメブキジカは非常に強力なポケモンだが、例えばホエルオーの場合はホエルコ1枚、ホエルオー3枚などの当たり方も想定される。
そのため例えばホエルコを倒されてしまうとホエルオーに進化することができなくなる。サイドが少ない分タッグチームGXを採用するリスクが大きいように、シールド戦での進化ラインは通常の構築戦よりも揃えにくく、リスクも大きい。
シールド戦おすすめカード(リミックスバウト編)
ポニータ
リミックスバウトで真っ先に公開されたカードであり、シールド戦を象徴するカード。ちいさなおつかいの汎用性の高さが強力。
ポニータに関しては個別でシールド戦の考察もしているため参照されたい。

ロトム
シールド戦における一押しカード。たねポケモンでありながら、サイクルドローは無色エネルギーで使うことができ、事故率を減らすことができる。
ローラースケーター
通常の構築戦でも強力だが、基本エネルギーをトラッシュした場合さらにドローすることができる。リミックスバウトの貴重なドローカードである。
ジャッジマン
通常の構築戦でも強力なサポートカード。「先1ジャッジマン」はシールド戦では勝負を決める可能性があるほど強力。
ドローエネルギー
リミックスバウト収録カードのなかでも貴重なドローカードとなるエネルギーカード。リミックスバウトのポケモンは(シールド戦を想定したのか)後述のウィークガードエネルギーとドローエネルギーに対応するためか無色エネルギーを参照するカードが多い。
またドローエネルギーはURも存在する。できれば多めに採用したいエネルギー。
ウィークガードエネルギー
タッグチームポケモンが弱点をつかれてあっさりやられることを防ぐエネルギー。あって損はしないため、パックから入手できたのであればできれば採用したい。
カメックス&ポッチャマGX
タッグチームはポニータ→カイオーガ→カメチャマという流れで完成させることができれば自分の残りサイド1枚から特にデメリット無く全抜き狙うことも可能。
タッグチームGXを使用するのであればサイドも含め勝ち筋をあらかじめ考えた運用をしたい。
番外編:ズガドーンについて
ズガドーンに関してはあたった場合はそれなりに考慮する必要がある。
ポケモンが一体倒されただけで強化デプスボムを使うことができ非常に強力だが、リミックスバウト収録の超タイプはアタッカーとしては(オーロットなど)物足りないカードが多い。
しかしサブアタッカーとしては優秀なため、超エネルギーを数枚採用して他のタイプのポケモンとともに使うという手がある。
番外編2:格闘道場について
今回のURスタジアムは格闘道場である。このカードは基本闘エネルギーがついているのであれば打点が10~40上がる。
さらにリミックスバウトにおけるシールド戦ではなんと格闘道場を剥がす手段が存在しない。(他にスタジアムもなく、リセットホールマーシャドーのようなポケモンやフィールドブロアーも存在しない)
URレアなため当たることはかなり珍しいが、当てたのであればぜひとも基本闘エネルギーを採用したい。
また、相手の格闘道場を考慮して基本闘エネルギーを採用するという戦略もありえる。
リミックスバウトカードリスト
