- 先攻以外であらゆる状況でジャッジマンの上位互換になるカード
- シロナ、グズマ、ハイパーボールクラスの汎用カード
- どのデッキにも入りうる超凶悪カードであり、今後のほとんどのデッキで使われることが予想される
- グッズなためサーチ手段は限られる点が唯一の欠点か。ブルーの探索やデンジなどでサーチしたい
- ムウマージと組み合わせることでゲームバランスを崩壊しかねないレベルで先攻ハンデスを行うことが可能
リセットスタンプの効果
相手は相手自身の手札をすべて山札にもどして切る。その後、相手は相手自身のサイドの残り枚数ぶん、山札を引く。
グッズは自分の番に何枚でも使える。
カード評価 10.0点(満点)
状況次第ではジャッジマンの上位互換になる「グッズ」
リセットスタンプはスタン落ちするまで常に最前線で活躍していたNを彷彿とさせるカード。
しかしNと違いサポートカードではなくグッズでありサポート権を使わない。さらに自分は手札に戻す必要が一切ない。
単純に先行ジャッジマン以外ほとんどジャッジマンの役割を消しうるカード。やぶれかぶれマーシャドーも同様。とはいえ上記二枚はサーチ手段の部分で差別化はできる。
しかしGX1体以上倒された時点でサポート権が残る相手のみ削るジャッジマンであり、しかもグッズであることがこのカードの凶悪さを物語っている。
リセットスタンプの登場により、サイドを取られるのがデメリットにならなくなってくる環境になるかもしれない。
問題はやはりサーチ手段か。リセットスタンプが欲しい時にサーチできるカードが少なすぎるのが難点。
ザクザクピッケルとのコンボ
ザクザクピッケルとも相性が非常に良い。
リセットスタンプでのハンド減らしの弱点はデッキトップがリーリエやシロナ、およびそれらをサーチするカプ・テテフGX。
ザクザクピッケルはいわゆる「トップ解決」を防ぐことができ、勝利をより確実なものとする。相手のデッキ次第ではそのまま勝利につながり、最強クラスのロックができるようになる。
リセットスタンプをサーチできるカード
デンジ
ブルーの探索
ジラーチ
アローラキュウコンGX
アローラキュウコンGXを採用するタイプの2進化デッキでふしぎなアメを使うデッキであれば選択肢として1枚はいれておきたい。
リセットスタンプと相性のいいデッキ
ドンカラスGXデッキ
ドンカラスGXは特に相性のいいカード。ドンカラスGXデッキはもともと、ジャッジマン使う関係でムウマージが採用されていた。
ムウマージで相手にサイドを渡せてリセットスタンプで相手をハンデスできる。
リセットスタンプが特に有効なデッキ
ズガドーンデッキ
手札リセット耐性がないデッキに対して、特にズガドーンデッキに有効。
リセットスタンプ対策になるカード
リセットスタンプされた返しにドローできるデッキは相手のリセットスタンプ使用による負け筋が少なくなる。相対的に強くなり評価が見直される可能性がある。
ゾロアークGX
ジュゴンゾロアークGXなどの登場で再評価されたカード。

ヤレユータン
エンニュート
ラグラージ
これらのカードはリセットスタンプを使われてもリカバリーができる。リセットスタンプの登場・流行により相対的に強くなるカードといえる。
ポケギア3.0
ポケギアを複数採用するデッキであればリーリエやエリカのおもてなし、シロナなどをドローできる可能性がある。
リセットスタンプ&ムウマージハンデスコンボ
ムウマージをあらゆる手段を駆使して4回特性をつかったあと
リセットスタンプを使用することで相手の手札を2枚の状態からスタートさせることができる。
さらにマーズやザクザクピッケルといったハンデスカードやコントールカードで追撃をかけることができ、実質的に先攻をとれば事故らない限りほぼ勝ちの状況を作り出せるデッキ構築が可能となった。
さらにポケタク編集部がデッキを組んで試したところ現実的にムウマージを4回使いスタンプ+マーズ等のハンデスコンボを当たり前のようにできるデッキを作れることが判明。
現在判明しているスタンダードレギュレーションのカードでリセットスタンプは最も危険なカードであり、先攻ハンデスデッキが流行するとゲームバランスを著しく損ねてしまう。また、ポケモンカード本来の楽しみである駆け引きを一切拒否する危険なコンボとなっている。
普通に使う分には強カード程度の性能だが、上記のムウマージとのコンボにより画期的な対策カードが登場しない限りはリセットスタンプは現スタンダードレギュレーションのカードの中でもっともエラッタ対象もしくは禁止カードに近いカードとなっているといっても過言ではないだろう。

なお上記デッキは先攻特化型とタイトルに記述しているものの後攻でも十分戦えるデッキであることが有志の検証により判明した。
ジージーエンド収録カードリスト
