巨大なカマド(ジージーエンド収録)
巨大なカマドの効果
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の手札を1枚トラッシュしてよい。その場合、自分の山札にある炎エネルギーを2枚まで、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。
巨大なカマドの評価
カード評価 8.0点
- 炎デッキにおけるトキワの森の上位互換的なスタジアムカード。
- 「おたがいのプレイヤーは」という条件はあるものの、炎デッキ以外の相手には建前にすぎない。ヒートファクトリーと同じく一方的に効果を使用することができる。
- 紫炎レシリザではギラティナを落としてダメージを与えてエネルギーつけるという動きも可能。

- 欠点は炎デッキ相手には相手にもメリットがある点。
- また、このカードの登場によりジージーエンドに炎タイプの継続強化がほぼ確定した。
- ジラーチと溶接工と巨大なカマドのコンボで驚異的なデッキ圧縮が可能となった。
火打石、ヒートファクトリー◇にはない強み
巨大なカマドによって今までの炎関連のカードを差し置いてまで入れるカードなのか?と疑問に思う人がいるかも知れないが、巨大なカマドは上記2枚にさらにデッキのスペースに入れるべき強力なカードである。
理由は上記2枚に比べて必要コストが手札1枚のみと軽く、火打石より手札コストが1枚少なく、ヒートファクトリー◇のように手札コストに条件が存在しない。
つまり、手軽に使える点が大きなメリットとなり、すぐさま溶接工を使えたり、キュウコンの特性を即座に満たしたりと応用がしやすい。
火打石と違い非常に手札コストが軽く、動きやすい。小回りの利く炎デッキの事故回避カードとなり、火打石に代わるカードとしての活躍すら期待できる。
溶接工との新しいコンボも?
更に溶接工を即座に使える点に着目すれば、無色エネ2枚がワザの条件のポケモンを即座に満たすことも可能。
特にドンガラスGXとはシナジーし、相手に張替えされることを封じつつ、GXワザで溶接工を使えば即座にピーピングハンデスを決めることも可能である。またドンガラスを採用した場合相手に炎ポケモンでないことを見せて油断させて切り返すことができるなどの点も強みになる。
今後様々なコンボが生まれるカードであろう。
巨大なカマドの欠点
このカードの欠点はスタジアムゆえに炎デッキ相手には相手にもメリットがある点。相手の巨大なカマドを炎デッキが利用すると自分以上にアドバンテージをとられる(相手はカマドを張る必要がなくなるため、手札消費が少ない状態でカマドを使うことができる)。
炎デッキミラーや、相手がまだどのデッキかわからない状態での使用はトキワの森以上に使用にはリスクが高いカードとなりえる。
相手に利用されたくない場合はフィールドブロアーで自ら破壊するという手もある。自分のカマドと相手のこだわりハチマキ等を除去しよう。
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