エルフーンGX
エルフーンGX HP190 1進化 フェアリー
特性 ふわふわコットン
このポケモンがワザのダメージを受けるとき、自分はコインを1回投げる。オモテなら、このポケモンはそのダメージを受けない。妖 エナジーブロー 10+
このポケモンについているエネルギーの数×30ダメージ追加。妖 トイボックスGX
自分の山札にある好きなカードを5枚まで、手札に加える。そして山札を切る。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]弱点 鋼×2
抵抗力 悪-20
にげる 無
カード評価:7.0点
- 自身限定だが青天井技を持つ、軽量版サーナイトGXと呼ぶべき性能。1進化GXポケモンとしてはにげエネも軽いが、HPも相応に低め。
- 特性「ふわふわコットン」でコイントスが絡むものの、どんな相手とも打ち合えるスペックを持つ。
- GXワザ「トイボックスGX」は特殊エネルギー・プリズムスタースタジアム等、サーチのしにくいどんなカードでも盤面に応じて用意できる。
軽量版サーナイトGX
フェアリータイプ随一の重火力アタッカーとして君臨してきた「サーナイトGX」を彷彿とさせるワザ「エナジーブロー」を持つ。サーナイトGXのインフィニットフォースとの違いは、相手のエネを対象としない点。そのため最終的なダメージは伸び悩み、エルフーンGXに多くのエネをつけなければならないという制約こそあるものの、自身のエネ管理のみで打点をコントロールできる点が魅力。
「ふしぎなアメ」や「メガニウム」が必須なサーナイトGXと比べると、必要パーツが少ない点も使いやすい。
特性「ふわふわコットン」:コイントス次第で無敵?!
エルフーンGXのHPは190と、1進化GXとしては非常に低めの値となっている。しかし特性「ふわふわコットン」はXY期のエコロケーションオンバーンを思い起こさせる性能。コイントス次第であらゆる攻撃を受け流すことができ、サーナイトGX程火力の出ないエルフーンGXが打点を刻めるようになる。
ワザではなく特性によるコイントスなため、「しょうりのほし」ビクティニは対象外なことに気を付けたい。
トイボックスGX
エルフーンGXはエナジーブローの性質上、盤面が整ってからのアタッカー適性が高い。序盤はGXワザ「トイボックスGX」を使うことで、サポートや特殊エネルギー、スタジアム等の必要パーツを手札に揃えられる。
なおこのGXワザは「メタグロスGX」のGXワザ「アルゴリズムGX」と全く同じ性能。しかし進化に手間のかかる2進化ポケモンのメタグロスと比べ、手軽に序盤から打つことが可能なため活躍の場は広いと思われる。
エルフーンGXと相性のいいカード
サーナイト&ニンフィアGX
サーナイト&ニンフィアGXといえば、フェアリーデッキのエネ加速要因+中高打点確保ができ、高いHPを生かした壁役としても優秀なポケモン。各種フェアリーチャームが増えてきたことで、メタデッキとして結果を残している。
難点としては打点不足と、「ようせいのうた」を生かせる後続アタッカーの不足だったが、エルフーンGXはその弱点を補うポケモン。エルフーンGX自身も各種フェアリーチャームを共有できるため、腐りにくい。
トリプル加速エネルギー
同じくダブルブレイズ新登場の「トリプル加速エネルギー」は、使用ターン限定だがエルフーンの「エナジーブロー」の打点を擬似的に+90させる。エネの手張り権を使用する代わりに、火力アップ幅の大きい「エレキパワー」感覚で使える。
ポリゴンZ
ポリゴンZのクレイジーコードは、「トリプル加速エネルギー」「ダブル無色エネルギー」「ユニットエネルギー」等をエルフーンに張り放題にする。先行2ターンまでにエルフーンGXを立てトイボックスGXを使えば、本来エルフーンが苦手な「レシラム&リザードンGX」のような超高HPアタッカーも圏内に入れられる可能性がでてくる。
ミッシングクローバー
トイボックスGXで4枚サーチできることを活かし、4枚のミッシングクローバーを無理やり手札に加えてサイドを取る。デッキ圧縮を兼ねたズガドーンGXの「バーストGX」や、カミツルギGXの「スラッシュGX」感覚で使える。もしミッシングクローバーがサイド落ちしてしまっていれば「グラジオ」で回収するもよし、あるいはミッシングクローバーラインを全切りできるため、山札の確認次第で様々なプランを組み立てられるのが魅力的。
Q:エルフーンGXは強い?
コイントス次第の不確定要素に加え、かなり低めのHPが足を引っ張る少し難しいポケモン。カードテキスト自体はあまりトリッキーではなく、なおかつ純正アタッカーとしてのパワーにも欠けるため、「ミッシングクローバー」等の搦め手を使ったり、エルフーン自体がサーナイトより軽量で火力アップ分のエネ色を問わない点を活かした多色系のデッキ作りをする等のカスタマイズ性が求められる。
ダブルブレイズ収録カードリスト
