収録パック:フルメタルウォール
無人発電所の効果(カードテキスト)
スタジアム
おたがいの場の「ポケモンGX・EX」の特性は、すべてなくなる。
スタジアムは、自分の番に1枚だけ、バトル場の横に出せる。別の名前のスタジアムが場に出たなら、このカードをトラッシュする。
カード評価 8.5点
- ジラーチサンダース等でノーリスクで相手のGXポケモンを対策できる
- カプ・テテフGXやデデンネGXなど相手のキーカードを阻害できる
- デッキによっては詰んでしまうケルディオGXへのメタカードになる
- フルメタルウォールの新規カードの中ではもっとも汎用性が高いカード
- ミュウツー&ミュウGXの対策カードとして評価が上昇する可能性が非常に高い
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ミュウツー&ミュウ対策としてミラクルツイン以降評価が急上昇か
ミラクルツインに収録されているミュウツー&ミュウGXが非常に強力で、対策必至のポケモンとなった。
ミュウツー&ミュウを止めることができるカードは限られており、無人発電所の評価がさらに上昇する可能性がある。
現環境で対策必須なGXポケモンの特性を無効化できるカード
カプ・テテフGXやデデンネGXなど相手の展開用カードを阻害できる。
また、デッキによっては簡単に詰んでしまう相手のケルディオGXの特性を無効化できるため非常に環境に刺さっている。
ケルディオGXをアローラベトベトンで対策しようとすると進化前のアローラベトベターやメタモンが倒されてしまったり、次のターンからケルディオGXの特性が働かなくなることをケルディオ側に伝えてしまう。しかしながら、無人発電所は自分の番に一切の準備もなく出すことができるため相手のプランを大きく狂わせられる。
他にも迅雷ゾーンやとりひきなど強力な特性を無効化できる。
そのため、タッグチーム単デッキや非GXデッキなど特性を持つGXを採用しないデッキでは入れないことに理由がいるレベルの汎用カードといえる。
どのデッキでも入るGX対策かつお手軽ロックカード
どのデッキでも入る可能性のあるGX対策かつお手軽ロックカード
スタジアムのため、デッキ構築を圧迫せずに入れることができるのが強み。
そして、ブルーの探索を使えば簡単にサーチすることも可能。
こちらのGXポケモンも特性が使えなくなるため、できるのであればタッグチーム単のような特性を持つGXポケモンを採用していないデッキが望ましい。
無人発電所が有効なポケモン
環境で見られる重要な潤滑油「カプ・テテフGX」「デデンネGX」は軒並み使い物にならなくなる。
また、GXポケモンの中には攻撃的な特性や盤面支配に貢献する特性も存在しており、それらを封じることもできる。
有名所としては「ルガゾロ」と名付けられ環境に生き続ける「ゾロアークGX」、「ルガルガンGX」
ほかにも環境を支配する「ピカゼク」の切り替えしアタッカー圏サブアタッカー「カプ・コケコGX」、逃げエネを無くし盤面を有利にしていく「ゼラオラGX」が挙げられる。
先攻で蓋閉めも可能
また、無人発電所は「先攻」であるなら自分が使っても影響を受けづらい。
先攻1ターン目で自分がデデンネGXやカプ・テテフGXなどを使って展開をしつくした後、「無人発電所」を使用することで相手のプレイの阻害に貢献する。
しかし無人発電所を確定でサーチする手段が現状のレギュレーションでは数が限られているため、理想通り先攻1ターン目でスタジアムを展開できるとは限らない点に注意。
無人発電所が使えるデッキは?
無人発電所が使えるデッキは?
どんなデッキにも入るうる強力なカードですが、このカードはスタジアムでありサーチの手段が限られている。
そのため、ブルーの探索を採用できるデッキに入れることが望ましい。
現在、環境のトップであるタッグチームGXの単デッキのようなデッキではブルーを使えるためサーチが容易となる。
しかし、ブルーの探索が使えないデッキでもケルディオGXで詰んでしまうデッキや相手のGXポケモンをメタりたい場合に採用しておくことも十分ありといえる。
スタジアムのため対策はされやすい
弱点としてスタジアム故の脆さが挙げられる。
スタジアムの張替えを始め、「フィールドブロアー」、「マーシャドー」と相手側としてはそれほど脅威にならないときもある。ただしフィールドブロアーは自分のスタジアムも破壊できるため、逆手にとってセルフロック解除をすることもできる。
また、相手側は遅れを取り戻すために先攻側と同じ動きをするのにいきなりフィールドブロアー1枚を失うことになると考えるとそれだけでも展開妨害できていると考えられる。
無人発電所に依存しきった戦略を構築するのは危険がつきまとうが、メタデッキで補助的に使うのであれば十分に効果を発揮する。
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