収録パック:フルメタルウォール
ブルーの探索の効果
ブルーの探索 サポート
このカードは、自分の場に特性を持つポケモンがいるなら、使えない。
自分の山札にあるトレーナ−ズを2枚まで、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。
サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
ブルーの探索SR画像
通常イラスト
ブルーの探索の評価
カード評価:7.5点
- トレーナーズを制限なく2枚もサーチできる強力な汎用効果。
- しかし現環境において、一切特性に頼らないデッキというのは構築難易度が高く、「カプ・テテフGX」「デデンネGX」「ジラーチ」のいずれをも使えなくなるというのは、展開速度上大きな足かせとなる。
- しかしジラーチ同様グッズ、サポートからサーチのしにくいスタジアムまで満遍なくデッキのあらゆるところから持ってこられるのは他にない長所であり、合うデッキにおいては他のドロソ/サーチ手段よりも優先されるだろう。
ブルーの探索と相性の良いカード
無人発電所
同じくフルメタルウォール収録の「無人発電所」は特性効果ではなく、特性所持判定そのものを打ち消すカード。
そのため特性持ちがベンチにいても「ブルーの探索」の発動条件を満たせる。この場合は「デデンネGX」等のサーチ・ドロソ性能を発揮した後に更なるトレーナーズサーチへとつなげられる。
GXポケモン限定の特性封じ。自分の「デデンネGX」や「カプ・テテフGX」も無効化されてしまうのがネックだが、裏を返せば自分がそれらの特性を使った後に「無人発電所」を張り、「ブルーの探索」を使えば、相手に妨害されることなく一方的に特性ロックをかけることができる。
このコンボの難点はスタジアムカードがサーチしにくいという点と、手札事故が起きやすいという点。とはいえ特性発動後も「ブルーの探索」を使えるというオプションを設けることは、「ブルーの探索」を汎用的に使いこなすうえではかなり有用。
場に留まらない特性持ち
雷デッキの重要なエネ加速要員「カプ・コケコ プリズムスター」の特性「せんじんのまい」も、スタジアムキラー「マーシャドー」の「リセットホール」も、効果発動後はトラッシュ及びロストゾーンに行くため、場に留まらない。
そのため「ブルーの探索」の発動条件を妨害することがなく、気にせず採用できる。
ポケギア 3.0
肝心の「ブルーの探索」サーチを「カプ・テテフGX」に頼れないための代用手段。
このコンボを使う場合は「タイマーボール」+「ふしぎなアメ」等2進化ポケモンを即座に立てるようにすると回しやすく、「メガニウム」を用意すればどんどん後続の2進化ポケモンも立てられるようになる。
ブルーの探索が使えるデッキ
「ブルーの探索」は特性持ちのいるデッキにおいては無駄札となる。
そのため展開を特性に頼っているデッキでは他のドロソやサーチが優先され、場に残りやすいメインアタッカーが特性持ちの場合も同様。かなり限定的な採用となりやすい。
クワガノンGXデッキ
デンヂムシの特性「バッテリー」はポケモンについている限り特殊エネルギー扱いとなり、「ブルーの探索」のいう「特性を持つ”ポケモン”」には当たらない。
そのためクワガノンGX主体のクワガノンデッキと相性がよく、ギガトロンGXで相手の進化前たねポケモンを殲滅する動きを決めやすい。
またクワガノンデッキのみならず、雷デッキ全般に採用される「カプ・コケコ プリズムスター」も、場に留まらない特性持ち。
ただし非GXのクワガノン2種はいずれも特性持ちであるため、クワガノンデッキとしては「フーパ」等のポケモンに弱くなりやすい点に留意したい。
ロストマーチ
非GXビートダウンであるロストマーチデッキにおける特性持ちといえば「ポポッコ」と「ケララッパ」だが、ポポッコの「そらのはなみち」は効果発動直後にロストゾーン送りとなり、「ケララッパ」も手札から直接「やまわたり」を発動できるため場に留まることがない。
そのため「ブルーの探索」を極めて妨害しにくいデッキタイプといえ、「ネストボール」等のグッズにサーチを頼りやすい。
メガニウムデッキ
前述の通り「ポケギア 3.0」をテテフの代わりに使えるので、2進化ポケモンを多用するデッキならば速攻でメガニウムを用意できる。ゲッコウガGXで極限まで圧縮した山札を回す通称カエループでの採用が一般的だが、リザードンやカメックス等他の2進化主体デッキでも開拓が期待される。
「ブルーの探索」+「ポケギア 3.0」+ボール+「ふしぎなアメ」に依るコンボでメガニウム依存のデッキは、安定感を増したとも考えられる。