カメックスGXの効果(カードテキスト)
カメックスGX HP240 2進化 水
特性 かたいこうら
このポケモンが受けるワザのダメージは「-30」される。水水 ロケットスプラッシュ 60×
自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけ山札に戻し、その枚数×60ダメージ。その場合、山札を切る。水 だいほうすいGX
自分の手札にある水エネルギーを好きなだけ、自分のポケモンに好きなようにつける。弱点 草×2
抵抗力 なし
逃げる 無無無
カード評価 7.5点
- 2進化ポケモンではあるものの、あのズガドーンGXを超えるダメージ効率
- 山札に水エネルギーを戻すデメリットはパワースコールカメックスを併用すればそれほど気にはならない
- かたいこうらでオマケのようにダメージを-30するのも強力
- 次パックで登場するリザードン&レシラムGXにおそらく抜群をつける水タイプ
- エネルギーを普通のデッキに多く採用する必要があるため構築難易度が高い
あのズガドーンGXを超えるダメージ倍率
カメックスGXは2進化ポケモンであるが、あのズガドーンGXを超えるダメージ倍率を持っている。
なんと4枚水エネルギーをデッキに戻すとあのピカチュウ&ゼクロムGX等HPが240のタッグチームを一度の攻撃で倒すことができる。
一度態勢が整ったカメックスGXの攻撃面は並みのタッグチームポケモンを凌駕し、防御面はタッグチームと遜色のない強さを誇る。
パワースコールカメックスと相性も抜群
ワザ 水水 ロケットスプラッシュ 60×
自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけ山札に戻し、その枚数×60ダメージ。その場合、山札を切る。
カメックスGXのワザには水エネルギーを常に戻し続けるという厳しいデメリットがある。
そちらはタッグボルトのカメックスと併用すると解決する。
ロストゾーンにエネルギーが送られるズガドーンGXと違い、カメックスさえベンチに立っていれば息切れを起こす心配もない。
山札に戻せば戻すほど山札の水エネルギー率が上がっていき、パワースコールの成功率が上がる。デッキのエネルギー配分等によるが、多いときは一気に3エネ加速も可能となる。
大吟醸ギャラドスのようにむしろカメックスGXのワザを使えば使うほど高火力を出せようになる。

カメックスGXと相性の良いのカード
せせらぎの丘
2種類のカメックスを使うカメックスデッキではゼニガメをいかに多く並べるかがこのデッキの鍵となる。
ゼニガメを山札からサーチすることができるせせらぎの丘はまさにデッキの生命線であるといえる。水タイプであれば何でもよいため、アローラロコンもサーチ可能。
メガニウム
ゲッコウガGX採用の通称「カエループ」や、一部クワガノンデッキで脚光を浴びた特性「そうじゅくハーブ」。多くの「カメックスGX」、パワースコールカメックスを並べたくなるこのデッキと相性が良い。
ただしせせらぎの丘には対応していない。チコリータを呼び出すならネストボールがベストか。
アローラキュウコンGX
「ふしぎなアメ」採用の2進化デッキでは多く採用されているカード。進化前のみちしるべアローラロコンが水タイプなこともあり、「せせらぎの丘」の恩恵を受けられる。
GXワザ「サブリメイションGX」は地味にカメックスの天敵フェロマッシ対策になっている。しかし水とフェアリーはユニットエネルギーの種類もバラけているため、レインボーエネルギー等で補うことになるか。
その場合カメックスのパワースコールが特殊エネルギーは対象外であることにも注意。
なにかとコンボパーツの多いアローラロコンのみちしるべはカメックスデッキのキーカードとなる。カメックスやアローラキュウコン等必要なカードを揃えることができ、みちしるべができるかどうかが試合内容に直結すると言っても過言でないほどに重要。
フリーザー
特性「ブリザードヴェール」によりベンチのゼニガメやアローラロコンを守り、じっくりとカメックスラインを育てることができる。
またタッグボルトの「たけるとうき」リザードンはHPが削れている状態であれば弱点込みで一撃で倒すことができる。
ジラーチも一撃で倒すことができる等、カメックスが苦手な非GXデッキには非常に刺さる。
カメックスGXの欠点
強力なカメックスGXだが、最大の欠点は上記の通り同パックに収録される強力な草タイプ、フェローチェ&マッシブーンGXの存在だろう。
ジェットパンチでゼニガメ等が抜群をつかれてベンチポケモンに負担をかけられ、エレガントソールで一撃で倒される。
また、油断をしているとビーストゲームGXをつかれて一気にサイドをとられる可能性があるので注意したい。

また、カメックスGXは2進化ポケモンであり不思議な飴や2種類のカメックスが必要である等、コンボ前提の構築となる。
そのためたねポケモンとしてコンスタントに動けるタッグチームデッキなどに比べるとデッキの事故率は上がり、安定性にはやや欠ける。
またゼニガメから進化する必要のあるポケモンなので進化前のゼニガメをアサルトサンダーで倒されるのも非常に辛く、ジラーチサンダー相手には苦戦を強いられる。
VSジラーチサンダーはブリザードヴェールフリーザーでどこまで対処できるかが鍵となるだろう。
超ブーストエネルギーとの相性はよくない
2進化ポケモンと聞くと真っ先に思い浮かぶのが超ブーストエネルギーだが、カメックスGXのワザは枚数指定である。
ワザ 水水 ロケットスプラッシュ 60×
自分の場のポケモンについている水エネルギーを好きなだけ山札に戻し、その枚数×60ダメージ。その場合、山札を切る。
そのため超ブーストエネルギーやカウンターエネルギーは1枚分のカードとしてカウントされ、60ダメにしかならないので注意。超ブースト1枚で240ダメージということにはならないので注意したい。
フルメタルウォール収録のカードを見る
