
最近良くこのポケモンを見るんですけど流行ってるんですかね

これはマーシャドーGX!!確かに今の環境ではマーシャドーGXを入れた超バレットやウルネクが数多く優勝してます。

この前開かれた大型大会でもマーシャドーGX入りのウルネクが優勝したことが記憶に新しいですね。

では今回の記事はマーシャドーGXがどうして流行ってきたのか、またどのようなデッキに採用すべきかを考察していきましょう
どこにでも出張できる闘打点が強み
特性 シャドーハント
このポケモンは、自分のトラッシュにあるたねポケモンが持っているワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
マーシャドーGXですが間違いなく現環境で使われている理由は特性のシャドーハントでしょう。
マーシャドーGXを使う最大の理由になる強力な特性です。

自分のトラッシュにあるたねポケモンの技を使えるんですね。しかも、闘タイプのポケモンなのに闘エネルギーが必要ないなんて!!

そうですね。それによって色んなデッキにも出張できる強い闘打点持ちとして採用できるわけです。
マーシャドーGXの採用理由はピカゼク対策!
現環境ではピカゼクデッキが蔓延しており、これらのデッキは圧倒的展開速度をもって対策していないデッキをなぎ倒していきます。
そんな中、このマーシャドーGXは相手にとって思わぬ闘打点として奇襲に大活躍してくれるのがこのカード。
このカードは特性「シャドーハント」により別タイプの自分のほかのポケモンのワザを闘タイプのワザとして使うことができる。
ワザのコピー元として主に使われるポケモン

端的にいうとギラティナ、ウルネクなどのワザを闘打点として使ってピカゼクをワンパンできるのです。

強い!

また、副次的なメリットですが意外と出会うと厄介なゲコゾロデッキなどにも強気でいられるのがポイントです。

役割としては雷デッキのカプ・コケコGXに似ているわけですね。
技の追加効果も発動可能
技の追加効果も発動できることができる。タイムレスGXやゼロパニッシャーGXのようなチート追加効果持ちの技を奇襲で打つことができるのもマーシャドーGXの強み。
マーシャドーGXの欠点
強力なカードであるマーシャドーGX。しかし今まで使われていなかったことはそれ相応の理由があります。
入るデッキを考える前にマーシャドーGXが抱える最大の欠点を考えてみましょう。

マーシャドーGXには見ての通りHPが150しかありません。これはデデンネGXなどを差し置いてGXポケモン中ワーストなHPです。
HPが低すぎるのでアーゴヨン等の非GXポケモンにすら一撃でやられてしまう。これがマーシャドーGXの弱点です。

ターニングポイントの追加効果がなくても弱点つかれてやられてしまうんですね……まさに、やられる前にやれ!なポケモンです。
マーシャドーGXが入りやすいデッキ・入らないデッキ
マーシャドーGXを使う点でのポイント
ピカゼク側からしてもマーシャドーGXを放っておくと次のターンにサイトが三枚取られることが分かっているので最優先で狙われていく。
殴れずにターンを返したら次のターンにマーシャドーGXは生き残ってないものだと思って使おう。

なるほど、つまり出したターンに殴れるまでエネルギーが加速できるデッキじゃないと採用が難しいわけですね

はい、そういうわけでカラマネロのサイコリチャージとは相性がいいわけです。

ベンチに出せば即座にエネ供給でき殴れるようになりますからね。
他に相性のいいデッキ
カラマネロを採用するデッキ以外にも水デッキではヌオーの押し流す、雷鋼デッキではジバコイルのマグネサーキットによって瞬時にエネ加速ができ相性が良いと言える。
相性の悪いデッキ
逆に相性が悪いと言えるのは闘草などのエネルギー加速手段が少ないデッキ。
例外としてマーシャドーGXが採用できるケース

でも例えば、草でもロストマーチデッキであればネイティをトラッシュに送ればダブル無色エネルギーで技を打てるようになるので相性が良いですね。
マーシャドーGXと相性のいいカード

さて相性のいいデッキの次に相性のいいカードを紹介してこの記事を終えたいと思います。
グラジオ
マーシャドーGX入りは必要カードが多くかさばりやすいのが特徴。
例えば、元々たねポケモンのアタッカーが充実してるデッキなら問題はないが、タネポケモンがいないデッキだとマーシャドーGXと使いたいワザを持つたねポケモンの二枚が必要となる。
そうなるとサイド落ちが致命傷になるためグラジオは相性が良いと言える。
ヤレユータン
ヤレユータンはあまり目立ちませんが三エネで120打点を出すことができる。これは弱点を付くことでピカゼクをワンパンできる最低ライン。
また、さいはいという腐りにくい特性を持っているのもポイント。
おわりに

ピカゼクは安定性が高く、倒すには意識してデッキを組むしかありません。

とはいえ付け込む隙がまったくないわけではなく、今回マーシャドーGXを紹介しましたが、これはあくまで対策の一部です。

今後もピカゼク対策を何件か書いていく予定です!おたのしみに!