モルフォンGXの効果
HP 200 草タイプ
しのびのごくい 110+
この番、手札から「キョウの罠」を出して使っていたなら、90ダメージ追加。「アンズ」を出して使っていたなら、次の相手の番、このポケモンはたねポケモンからワザのダメージを受けない。じゅうまいがえしGX 60
自分の手札をすべて山札にもどして切る。その後、山札を10枚引く。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]特別なルール
ポケモンGXがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。弱点 炎×2
抵抗力
にげる 無
カード評価:7.5点
- キョウの罠を使えば草無無で200点+10出る。
- アンズを使えばたねポケモンをメタれる。
- じゅうまいがえしGXが強力。ズガドーンのバーストGX並みにお手軽に出せて、次ターンからの攻勢が安定する。
- 珍しい草タイプのポケモンでありルガルガンをワンパンできる。
- ハチマキ込みで240というラインを出しやすく、種ポケモンに攻撃を食らわなくなる。
- 基本スペックも悪くなく、ナイトユニゾン環境に刺さる性能をもったカードといえる。
進化前:コンパン(ナイトユニゾン収録)
モルフォンGXの使い方を解説
忍者のような身軽なカード
草タイプ1進化GXポケモン。HP200という、1進化としては低めのHPに、炎弱点で逃げエネ1と身軽な印象のポケモン。
ワザは草無無で放つしのびのごくい。そのままでは110点と控えめな火力だが、サポートカードの『キョウの罠』若しくは『アンズ』を予め使うことで、非常に強力な追加効果を期待できる。
『キョウの罠』を使った場合は、90ダメージを追加し、『アンズ』を使った場合は、次の相手の番にたねポケモンからダメージを受けなくなる。前者は、ワザの威力が200点となり、後者は特定のアタッカーを封殺するポケモンになる。
GXワザもとんでもなく強力。無1つで発動でき、自分の手札をすべて山札に戻して10枚ドローする。シロナの10枚ドロー版と言えば、どれ程強力かがわかるはずだ。
極めつけに、何故か60ダメージを相手に与えられる。先攻2ターン目で、HP60以下のたねポケモンを倒しつつ、10枚ドローシロナを使う。実際に使うとわかるが、無色エネルギー1つで使えるワザとしては最高峰である。
しかし欠点もかかえており
- サポート権以外のドローソースが必要である。
- サポート以外でキョウの罠、アンズをサーチする手段を用意しなければならない。
- キョウの罠、アンズの複数回使用ができ、かつ事故率を下げるカードを探す必要がある。
キョウの罠とアンズが必須カード
キョウの罠とアンズ
キョウの罠は、相手のバトルポケモンを毒と混乱にする妨害カードで、アンズは、山札の上から4枚を見た上で2枚を手札に加えるドローソース。
特に、ワザしのびのごくいを200点にするキョウの罠が、ドローサポートではない為にデッキや手札を回しにくくなる。
モルフォンGXの欠点
似たようなデッキであるガブルカシロナデッキは、如何にしてシロナを必要なときに確実に使用するかがカギとなる。

あちらのデッキは、山札の手札化が出来るルカリオが存在しており、シロナや友達手帳を好きなタイミングで山札から持ってくることが可能となっていた。
だが、こちらのモルフォンGXデッキには現在、このような画期的サーチ能力をもつカードが収録されていない。
その欠点を補うカードを紹介しよう。
モルフォンGXと相性の良いカード
ミュウ&ミュウツーGX

序盤の盤面展開に超強力な「じゅうまいがえしGX」を、よりローリスクで使えるようにするカード。従来のようにモルフォンGXに寄せすぎなくても、万能なドローソースとして使えるようになった。しかし現行レギュレーションでは、トラッシュに任意のカードを送ることがそこまで簡単ではないことに留意。
ゾロアークGX
ゾロアークGXはお馴染みの能力。複数並べることで毎ターン継続してダート自転車と同等の山札削りが出来る。
モルフォンGXに採用さらるダブル無色エネルギーでワザを使えることも評価に繋がる。
カプ・テテフGX
テテフはサポートサーチ。確実に山札にあるサポートをサーチする能力は以前として強力。
しかしモルフォンGXは特にドローソースとしてベンチを使うので、一回限りのサポートサーチにベンチ枠を使うテテフとは相性は完全にいいとは言い切れない。
ポケギア
今回過去レギュレーションから再録のポケギア3.0はモルフォンGXと特に相性がいい。
エネくじやスーパーボールのサポート版であり、安定性のある確定サーチではないが、グッズでサポートを持ってこれる一枚。ポケギアは4枚採用も視野に入る。
デデンネGX
前者のデデンネGXは、ナイトユニゾンで新たに登場するGXポケモン。
1ターンに一度だけという制限があるが、カプ・テテフGXと同じ発動条件で手札を全トラッシュし6枚ドローする。
デデンネGXはサポート権を使わないので、そこからキョウの罠やアンズに繋げられる。
デメリットとしてHP160のGXポケモンがベンチを圧迫することから、終盤の負け筋に繋がりやすい。

友達手帳
トラッシュにあるサポートを山札に戻すカード。一枚で二枚戻せるところが強力だ。
例をあげるなら、キョウの罠・アンズ・友達手帳を4-4-0で投入するより、2-2-2で投入した方が、試合で使える最大値がほぼ同じにも関わらずデッキ枠を浮かせられる=事故率を下げられる。
ゾロアークGXの取引や、モルフォンGXのじゅうまいがえしGX、或いはデデンネGX特性デデチェンジで再度山札から手札に持ってくればいい。
コンパン
幸い、進化前のコンパンもとても強くモルフォンGXをサーチすることができる。
モルフォンが有利な相手
ルガルガン&ゾロアークGXデッキ

シャワーズグレイシアデッキ

コイキング&ホエルオー(コイホエ)デッキ

モルフォンGXのまとめ
モルフォンGXの強み
進化前のコンパンが強い
一部の環境デッキに強い
上手く回すことは至難の技だが回せた時のリターンは大きい
モルフォンGXの欠点
A.キョウ、アンズを打つターンのドローソース
B.キョウ、アンズを手札に持ってくるためのサーチャー
C.キョウ、アンズを多投事故を防ぐためのカード
相性のいいカード
A.デデンネ、ゾロアーク
B.テテフ、ポケギア
C.友達手帳
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