【ポケカ】「ねがいのバトン」と「学習装置」の違いについて

個別カード考察
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「ねがいのバトン」と「学習装置」のカードテキスト(効果)

ねがいのバトン

ねがいのバトン ポケモンのどうぐ

ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。

このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のワザのダメージを受けてきぜつしたとき、そのポケモンについている基本エネルギーを3枚まで、自分のベンチポケモン1匹につけ替える。

グッズは、自分の番に何枚でも使える。

学習装置

学習装置 ポケモンのどうぐ

ポケモンのどうぐは、自分のポケモンにつけて使う。ポケモン1匹につき1枚だけつけられ、つけたままにする。

自分のバトルポケモンが、相手のワザのダメージを受けてきぜつするたび、そのポケモンについていた基本エネルギーを1枚、このカードをつけているポケモンにつけ替えてよい。

グッズは、自分の番に何枚でも使える。

「ねがいのバトン」と「学習装置」の違い

共にきぜつをトリガーとし、場の基本エネルギーを有効に再利用するための「ポケモンのどうぐ」。自分のターンに能動的に発動できる効果ではないため、「フィールドブロアー」等どうぐ剥がしの妨害を受けやすいが、その他の点では多くの異なる点がある。

対象エネルギーの枚数

ねがいのバトン:1回限定で3枚まで
学習装置:1度に1枚まで

一般的には「ねがいのバトン」のほうが優先される傾向にあるが、それは「学習装置」がきぜつをトリガーに1枚しかエネを付け変えられないのに対し、「願いのバトン」は一度に3枚までのエネルギーを付け変えられるという点。純粋にエネの再利用量が多く、後続のポケモンを早く加速できるという点が優秀。

ただし「ねがいのバトン」は3枚のエネルギーをバラバラのポケモンに付け替えることはできない。必然的に必要エネの重いポケモン同士のリレーに使われるケースが多い。

どうぐを付けるポケモンの性質

ねがいのバトン:きぜつするポケモン=エネの供給源
学習装置:エネの供給先=アタッカー

「ねがいのバトン」は前述の通り3枚までの基本エネルギーを後続のポケモンに纏めて移し替える効果なため、エネを3枚以上つけること前提のバトル場のアタッカーもしくは自身に対するエネ加速ワザor特性を持つポケモンに付けるのが効果的。

一方「学習装置」は細かいエネルギーを随所から集められる性能を持つため、低ワザエネの非GXポケモンを壁に、後続の重火力アタッカーを育てるのに向く。当然バトル場のポケモンではなく、ベンチのポケモンに装着するのが一般的で、尚且つエネを集めきった後は腐る道具となる(=「こだわりハチマキ」等の他のどうぐを付けられない)。

向くデッキが異なる!

このように細かいながらも多くの違いがある両カードは、おのずとデッキの性質によって採用の優劣が決まる。相反する性質を持つため、両採用がほぼありえないこの2枚は、デッキタイプを吟味したうえでより良い選択肢をチョイスする必要がある。

「ねがいのバトン」と相性の良いデッキタイプ

(必要ワザエネ3枚以上の)重火力アタッカー複数採用のデッキ

「ねがいのバトン」はエースからエースへと繋ぐのが効果的。勿論エネ加速要員に「ねがいのバトン」を付け、後続のアタッカーに一気に移し替えるという戦法もありえるが、エネ加速したポケモンを放置されて「グズマ」等で準備前の重火力アタッカーを狙われる危険性を考えると、アタッカー同士のリレーが良いだろう。

真っ先に思いつくところだと「ガオガエンGX」だろうか。特性「スカーチャージ」から3エネワザを速攻で連発できる点が優秀であり、高HPを活かした最低限殴れるエネタンクとしての適性も高い。「ナイトユニゾン」発売後は「ゲッコウガ&ゾロアークGX」の「あくのはどう」の打点保持のためにも使われるだろうか。

あるいは強力なエネ加速ワザ「フルドライブ」を使える「ピカチュウ&ゼクロムGX」が、必要な雷エネルギーを別のピカゼクに移し替えるのにも使える。勿論1匹目のピカゼクはワザエネルギーを自力で溜めなければならないという点はあるが、「カプ・コケコ プリズムスター」等バランスブレイカーなサポート手段に恵まれている雷デッキなら、初速が遅すぎるという点はないだろう。「ねがいのバトン」は後続の戦線維持に便利で、「ねがいのバトン」+「フルドライブ」で一気に「タッグボルトGX」の条件を満たす立ち回りもできる。

「学習装置」と相性の良いデッキタイプ

必要ワザエネルギーの少ない非GXポケモンを壁に使えるデッキ

一方「学習装置」は粘り強い戦い方のできるデッキと相性が良い。サイドレースで不利を取りにくい非GXポケモンを壁にしつつ、後続のGXポケモンやタッグチームGXを育て上げるような動きが理想的。

エネ供給源には「サンダー」等、必要エネの少ない優秀な非GXたねポケモンを切り込み隊長兼壁役に据えるのも有用だろう。

「ねがいのバトン」「学習装置」の弱点

フィールドブロアー

共に自分のターン中に能動的な発動を見込めないタイプの「ポケモンのどうぐ」。相手ターンの「フィールドブロアー」の影響を受けやすい。特に「ねがいのバトン」の場合はより多くのエネルギーを一体のポケモンに預けた状態からスタートするコンボなため、被害が大きくなりやすい。採用率も高いカードなため要注意。

グズマ

「ねがいのバトン」はバトン先のエネのついていない準備前の重火力アタッカーもしくはベンチの余分なポケモン、「学習装置」は学習装置のついたポケモンが引きずり出されてしまいやすい。今後は「デデンネGX」の登場により、より多くの非ドロソ枠にサポートを割きやすい環境となることが予想されるため、「グズマ」フル投入が一般的となりえる。水デッキならば「フリーザー」の「ブリザードヴェール」を活かす等、ベンチポケモンを守る対策は万全にしておきたい。

他のポケモンのどうぐを付けられない

当たり前と言えば当たり前だが、「ねがいのバトン」を付けたアタッカーも「学習装置」でエネを蓄えた後のポケモンも、他の「ポケモンのどうぐ」を付けられない。

特にGXポケモンを相手にする際などは「こだわりハチマキ」の打点補助が欲しい場合も多く、エネの流れを優先するかサイドレースを優先するかの二者択一になる面が多発しかねない。必然的に一撃で相手を殴って倒すダメージレースプランより、2発で確実に圏内にいれるような立ち回りが求められるか。

なお自身の「フィールドブロアー」で役目を終えた「学習装置」を”ついで”に剥がす立ち回りは可能。

採用は慎重に!依存し過ぎないデッキ作りを!

このようにエネの流れをスムーズにする「ねがいのバトン」と「学習装置」だが、相手の妨害を受けやすく、またサイドやダメージレースとの兼ね合いも難しくなりやすい。そのためプランの1つとして留めておくような臨機応変さが求められ、これらのカードに依存しすぎるデッキはおのずと事故率も上がり、対応範囲も狭くなるため注意が必要だ。

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