デデンネGXのデデチェンジ
特性 デデチェンジ
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札をすべてトラッシュし、山札を6枚引く。この番、すでに別の「デデチェンジ」を使っていたなら、この特性は使えない。
【ポケカ】デデンネGXの評価と効果!使い方と使用デッキを解説
「ハイパーボール」や「電磁レーダー」、「ポケモン通信」込みで非常に高速でデッキを回せるようになるカード。
従来のドロー系カードと異なり、サポート枠を使わないという点が非常に優秀。
評価が下がるカード:デデンネGXでドロソ要らずに?!
サーチ手段に恵まれているデデンネGX。従来のように1ターンに1度の貴重なサポート枠をドローソースに割かなくて済むため、ドロソ型のサポート需要および「カプ・テテフGX」の必須性は以前と比較すると薄れるかもしれない。※テテフに関しては後述
もちろんサポート型のドロソを一切入れなくていいというわけではなく、デデンネGXに頼れる分、比重が減ったと考えられる。
シロナ
いままでは多くのデッキで3~4積されていた「シロナ」だが、少し採用枚数がおとなしめになるか。
デデンネGXは手札をトラッシュするため、必要カードの回収手段さえあればデッキ圧縮を兼ねられるのに対し、「シロナ」の手札を山札に戻す効果。依然手札事故のリセット用には有用なので、使われなくなることはないとは思われる。
かんこうきゃく
アゴズガ等トラッシュに基本エネを肥やしたいデッキで採用されていたサポート。
ベンチを圧迫するという難点こそあるが、デデンネGXはトラッシュに多くのカードを送れて、尚且つサポート枠を使わない。
採用率がもともと落ちていた「かんこうきゃく」だが、さらに使われなくなる可能性が高い。
ネストボール
デデンネGXを多く採用したデッキ回しをする場合、たねポケモンを直接ベンチに出すと効果が発動しない効果が足を引っ張る。
「電磁レーダー」や「ハイパーボール」あるいは後述の「ポケモン通信」により多くの枠を割かれるようになるだろう。
他にも「ヤレユータン(さいはい)」や「ゼブライカ(はやがけ)」等のドロソ系特性の持ちのポケモンは、デデンネGXにとって代わられる可能性がある。
マーシャドー
やや立ち位置が特殊ではあるが、ミステリートレジャーが無理なく入るデッキでなければ採用率が落ちる可能性のあるカード。
理由はデデンネGXが強力すぎる点やデデンネGXがただでさえベンチを圧迫するカードであるため、共存が難しいところがあげられる。
ピカゼクデッキにマーシャドーが採用されるケースは間違いなく減ることだろう。
しかし先攻での妨害力は全ポケモンの中でもトップクラスであることには代わりない。
デデンネGX登場後のカプ・テテフGXについて
「プレミアムトレーナーボックス」の特典に絵違いのカードが収録されているが、登場早々向かい風が吹き始めたかもしれない。デデンネGXと同じくベンチを圧迫する特性持ちポケモンなため、共存が難しい。
しかし任意のサポートをサーチできる確実性は未だ強力なため、特定のサポートを引き当てなければならないデッキや、超タイプであることを活かした「ミステリートレジャー」採用のデッキでは続投か。
特に、詰めの場面でグズマをサーチし相手のデデンネGXを倒せることができるというテテフ独自の強みを見出したといえる。
評価が上がるグッズ
レスキュータンカ
トラッシュに送る機会が現在よりも格段に上がるため、デッキに投入する数が2枚以上になる可能性がある。
エネルギー循環装置
ともだちてちょう
以前より注目されていたカードだが、ここにきて価値が急上昇する可能性がある。特にグズマを再利用できるようになるのは大きい。
ポケモン通信
デデンネGXへのアクセスルートを増やすカード。手札にデデンネGXがダブってしまった場合に使えるほか、進化系を多く採用したデッキでもプレイングの幅を増やすため需要が上がるだろう。
評価が上がるサポートカード
タケシのガッツ
必要カードすらもトラッシュに送ってしまう危険性のあるデデンネGXだが、これらのグッズが手札に来たタイミングで山札に戻せばリスク回避になる。デッキが圧縮された状態なため、2体目のデデンネGX以降に引き当てる確率が上がるのも◎。
アセロラ
特性発動後のデデンネGXは置物となりやすいため、サイドレースから除外するために有用。デデンネ自体がサポート枠を必要としないため、アセロラに割く余裕もある。ただしデデンネにダメカンが乗っていないと回収できないため、「レインボーエネルギー」や「戒めの祠」と併用しよう。
クチナシ
特性発動後のデデンネGXを有効活用。悪デッキ限定とはなるが、例えばゾロアやアローラベトベターと入れ替えることで、1ターン目以外なら即座にゾロアークGXやかがくのちからアローラベトベトンに進化させることができる。
ライチとポケモンだいすきクラブ
デデンネGXをピンポイントでサーチすることのできるサポート。テテフGXが特性を使ってドロソのサポートを引き当てていたのに対し、これらのサポートでデデンネを引きドローにつなげるという従来とは逆の動きが可能になっている。
ジャッジマン
手札を一気に使い切ったあとにデデンネGXを使い、さらに手札を使い切ったあとのジャッジマンは非常に凶悪。
もともと強いカードであったが、相手の妨害と手札のリカバリーを両方兼ねることができる独特の強化がされた。
総評
デデンネGXはゲームを高速化!デッキにもバリエーションが?
このように環境に多くの変革をもたらすデデンネGXだが、特定のデッキタイプに肩入れしすぎない汎用性を持つ。
よってどのデッキでも恩恵を受けることができ、デデンネGXの登場は従来よりもデッキの構築幅は上がったとも捉えられる。
2進化デッキでは進化系やふしぎなアメにアクセスしやすくなったりするなど、今まで事故りやすかったり、展開速度が遅すぎたデッキタイプに日の目が当たる可能性がある。

プレイした感想では、ジラーチサンダースのときよりも確実にゲームスピードが上がった気がします。時間制限をそこまで気にすることがなくなるかも?
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