さいみんしはいカラマネロ(ナイトユニゾン)の効果
カラマネロGX HP100 1進化 悪タイプ
悪 さいみんしはい
相手の手札を見る。のぞむなら、その中にあるポケモンを1枚、トラッシュする。その場合、そのポケモンが持っているワザ(GXワザを除く)を1つ選び、このワザとして使う。
悪無無 ダークプレッシャー 80
相手の山札を上から1枚トラッシュする。
弱点 闘×2
抵抗力 超-20
にげる 無
カード評価: 7.0点
珍しいハンデス効果「さいみんしはい」
ワザ「さいみんしはい」はポケカでは珍しいハンデス系の効果を持っている。
相手のポケモンが持っている悪1という破格の低コストでワザを使うことができるが、GXワザは使うことができないので適格な状況でほしいワザを使えるとは限らない。
どちらかというと相手の展開を阻害するカードとしての活躍が見込める。
GXワザを使うことができないだけでGXポケモンのワザは使うことができる。例えばピカゼクを捨てつつフルドライブなどを悪1で使うことができるという点は非常にロマンがあふれる。
ユニットエネルギー採用でマニューラのように使うこともできる!?
とくせいを持つポケモンの採用がやや減少傾向にあるためメタモン◇の進化先として、ユニットエネルギーを使うことでマニューラのような感覚で汎用アタッカーとして使うことも十分に検討できる。
その際はユニットエネルギーを使うとよいだろう。
催眠支配カラマネロと相性の良いカード
ナツメの暗示
カラマネロと同じくピーピング系の効果を持つ。サポート枠を使ってサポートを使うということになるが、さいみんしはいカラマネロと組ませた場合は「さいみんしはい」の下調べにも使える。
シオンタウン
さいみんしはいカラマネロや「ナツメの暗示」を併用するならば、同じくピーピング手段の「シオンタウン」を使うのも面白いだろう。
相手の手札にワザをパクりたいポケモンがいるか、ナツメの効果をコピーしたいサポートがあるかなどを前もって把握することができる。
もし相手の手札に強力なワザを持つポケモンがいない場合、カラマネロをバトル場に出さず別のポケモンをアタッカーに据える等の動きができるため、プレイングに確実性が出る。
ポリゴンZ
特性「しょきか」により相手の進化ポケモンを手札に戻すため安定して催眠支配を使うことが可能。
欠点は2進化ポケモンなところと、カラマネロと同じく闘弱点なところか。
びっくりボックス
任意のワザを持つポケモンを相手のトラッシュから戻させることで、催眠支配の対象とすることができる。しかし当然その任意のポケモンがトラッシュに存在していることが前提であるため、不確定要素が依然あることは否めない。
さいみんしはいでワザをコピーするときの注意点(ルール)
自分のエネをトラッシュするワザを使う場合
自分のエネをトラッシュするワザはデメリットの代わりに強力なダメージを持つものが多い。
普段専用デッキを組む場合は何気なく使っている効果も、さいみんしはいカラマネロを使う場合は文言の一字一句を入念にチェックする必要があるので注意したい。
「ラティアス&ラティオスGX」のワザ「バスターパージ」をコピーする場合、トラッシュするエネの色に指定がない。
つまりカラマネロに悪エネルギーが1個しかついていない場合は1個トラッシュ、2個の場合は2個トラッシュ、3個以上の場合は3個トラッシュとなる。
一方「リザードンGX」のワザ「ぐれんのあらし」は炎エネルギー指定のトラッシュ効果であるため、もしカラマネロに基本悪エネルギーしかついていない場合、エネトラッシュをせずに300ダメージを与えることができる。
しかしレインボーエネルギー等炎エネルギーとしてもみなされるエネルギーがついていた場合、そのエネルギーをトラッシュしなければならない。
「次のターンこのポケモンは”〇〇”を使えない」という効果の場合
さいみんしはいでコピーしたワザは、あくまでワザ「さいみんしはい」の効果として扱う。
そのため仮にソルガレオのワザ「にちりんのキバ」をコピーしたとしても、そのワザは「にちりんのキバ」としては扱わないため、次のターンもさいみんしはいでコピーした「にちりんのキバ」を使える。
さいみんしはいでコピーしやすいポケモンのワザ
「さいみんしはい」の発動条件は手札にそのポケモンが存在することである。
つまり相手目線からするといかに強力なワザを持っていても、場に出すことで対処できるタッグチームGX等のたねポケモンよりは、進化準備ができていない状況での進化ポケモンのほうが悪用されやすい。
そのためさいみんしはいカラマネロは、進化ポケモン主体のデッキ、特に2進化デッキに対してより強く出られるカードであるということが言える。
ダークプレッシャーはおまけ程度のワザか
悪無無 ダークプレッシャー 80
相手の山札を上から1枚トラッシュする。
ワザ「ダークプレッシャー」は相手の山札を1枚トラッシュする。悪+ダブル無色エネルギーで使えるが、中途半端なデッキトラッシュはむしろ相手の戦略を助長させることに繋がらない。
ここぞというときに確実に相手のポケモンを倒したいとき、主にたねポケモン相手に使おう。
カラマネロ(ナイトユニゾン)の欠点
欠点は相手が常にポケモンを手札に握っているとも限らないため戦略に組み込むにしてはやや安定性に欠ける可能性がある。
確実にワザを決めるためにはシオンタウンやナツメの暗示などを使う必要があるが、これら2枚のカードはやや安定性に欠ける。
1進化ポケモンであり進化が必要なところも使いどころが難しい。
ワザに必要なエネルギーは悪である。同じナイトユニゾン収録のヌオーのようにマーイーカからの進化の選択肢としてお手軽な悪打点が追加されるというわけではないところには注意しよう。
アタッカーとしてみると不安定なカードではあるが、全ポケモンをあわせても唯一無二に近い性能を持っている。環境・構築次第では活躍が十分見込めるカードである。
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