ダークライ◇プリズムスターの効果
特性
ナイトメアスター
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札にあるエネルギーを2枚、このポケモンにつける。ワザ
悪悪悪悪 アビススリープ 120
相手のバトルポケモンをねむりにする。このねむりで投げるコインは2回になり、すべてオモテが出ないと回復しない。特別なルール
同じ名前の(プリズムスター)のカードは、デッキに1枚しか入れられない。トラッシュには行かず、ロストゾーンに置く。弱点 闘×2 抵抗力 超-20
にげる 無無
カード評価:7.0点
非常に高いHPを持つ
非GXたねポケモンとして、GXたねポケモンに迫るHP160がつよみ。
ワザ「アビススリープ」は悪エネ4個と極めて重く誤魔化しが効かないものの、自身の特性「ナイトメアスター」により手札から2エネ加速できる。
手札に基本悪エネルギーが必要な性質上、「トキワの森」と相性が良い。
ワザは使いにくい
ワザ「アビススリープ」は強力な2コイン表でないと回復しない効果を持つが、ワザ威力が控えめ。
また現環境は「グズマ」などにより、状態異常に依存した戦法は下火。そのため特性「ナイトメアスター」を能動的に活かし、エネタンクとしての役割が主となるだろう。
ゾロアーク&ゲッコウガGXデッキに使われるか?
ダークライプリズムスターを使用したデッキのアタッカーにはナイトユニゾンの看板カード「ゾロアーク&ゲッコウガGX」が有力。
自分の場のポケモン全ての悪エネルギーを参照とするため、アビススリープに依存しない立ち回りが可能となる。
ダークライプリズムスターと相性の良いカード
エネルギー付け替え
ナイトメアスターで加速したエネをゾロアーク&ゲッコウガGXに付け替えることで、ダークライプリズムスターが置物状態になることを防ぐ。
クチナシ
効果使用済みのダークライを速やかに他のポケモンに置換可能。
クチナシで出したポケモンは即進化できるため、アローラベトベトンやゾロアークGX等のポケモンを立てやすい。
ダークライプリズムスターの欠点
デッキに一枚しか入れられないため、ダークライに依存しすぎると事故が発生しやすい。
またデッキに基本悪エネルギーが多く、クチナシにも大きく頼ったデッキ構成となりやすいため、手札事故率はさらに上がる。
ダークライはたねポケモンであるため、当然アローラベトベトンの特性「かがくのちから」で封じられる。
ジラーチやカプ・テテフGXの対策のついでに狩られる他、ナイトユニゾン環境で悪デッキが台頭した場合、悪デッキミラーでも展開を阻害されやすいかもしれない。
特性「ナイトメアスター」を発動するには、手札から直接ベンチに出さないとならない。
そのためネストボールやクチナシの効果で山札もしくはトラッシュから直接ベンチに出して場合は、効果を発動できない。
総じて極めて強力なエネ加速手段だが、サーチ手段やデッキのエネルギー配分の関係性で、扱いの難しいカードと言えるだろう。
ゲッコウガ&ゾロアークGXに採用されるのか?
ゲッコウガ&ゾロアークGXの判明により高騰しているこのカードだが、ガオガエンGXやふしぎなアメを採用している場合は手札消費も激しい。
ダークライプリズムスターが有効に働く場面は手札に悪エネルギーを3枚以上ため込んでいる場合。
しかしガオガエンGXやふしぎなアメを使うデッキにおいてエネルギーを一気に手札に3枚もため込む場面があるかどうかは疑問符が残る。必ずしも採用されるカードというわけでもないだろう。
使うのであればエネルギースピナーなどで後攻時に一気にエネをため込む、またジラーチ+エネくじを併用するするなどの工夫を行おう。
関連記事
ダークライはなぜ高騰したのか

ゲッコウガ&ゾロアークGX
