CL新潟シニア優勝デッキを構築したうぇぶりお(@weblioEZ)さんに構築意図と優勝されたよもぎさんにズガドーンアーゴヨンを勧めた理由を執筆していただきました。
よもぎ選手デッキ選択の経緯
こんにちは。うぇぶりおです。よもぎ君にはズガドーンアーゴヨンかレックウザクワガノンを勧めました。
以下、上記2デッキを勧めた理由です。
シニア環境について
・ジラーチサンダーは多くない
☆ジラーチサンダーはプレイングが難しい。
⇒使用者は強者or練度が低い
そこでジラーチサンダーは強者の中でも使用者はかなり少ないと予想しました。
条件① 練度が低いジラーチサンダーには勝てるデッキ
ゾロアークGX + ルガルガンGXデッキ / マッシブーンGXデッキ
・シニアでも一定数使用者はいる
・全ての実力帯で使用者が存在する
条件② ゾロアークGX + ルガルガンGXデッキ / マッシブーンGXデッキに勝てるデッキ
〇非GXデッキについて
・使用者は少ない
・少ない中でもグランブルが人気
少ないなら考慮に入れる必要がないと判断しました。
〇メタデッキについて
メタデッキを使って勝てる人はシニアで僕の知る限り1~2人しかいないので無視しました。
条件を満たすデッキがアゴズガかレックガノンだった
そこで条件①と条件②を満たすのがズガドーンアーゴヨンかレックウザGXクワガノンでした。
どちらのデッキもワザのダメージが青天井なので、GX同士の戦いに有利です。
結果、よもぎ君はズガドーンアーゴヨンを選択しました。
二極化ズガドーンアーゴヨンデッキレシピ
ポケモン (15) | |
---|---|
ズガドーンGX SM8 097/095 | 4枚 |
アーゴヨン SM8 048/095 | 3枚 |
ベベノム SM8b 179/150 | 3枚 |
アローラベトベトン SM1M 023/060 | 1枚 |
アローラベトベター SM4p 034/114 | 1枚 |
メタモン◇ SM7a 043/060 | 1枚 |
カプ・テテフGX SM2L 022/050 | 2枚 |
グッズ (14) | |
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ハイパーボール | 4枚 |
ミステリートレジャー | 4枚 |
ビーストリング | 4枚 |
こだわりハチマキ | 1枚 |
フィールドブロアー | 1枚 |
スタジアム (3) | |
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ウルトラスペース | 2枚 |
ヒートファクトリー◇ | 1枚 |
エネルギー (16) | |
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基本炎エネルギー | 15枚 |
ビーストエネルギー◇ | 1枚 |
編集可能なデッキレシピはこちらから
二極化ズガアゴの解説
二極化ズガアゴのコンセプト
サポートをドローカードとグズマの二極化にすることで無駄な択を生まないことをコンセプトにしています。
グッズも大部分をボールとビーストリングに二極化することで無駄な択を生みません。
リソース管理に割く時間を増やす
ズガアゴは結局のところリソース(主にエネルギー)管理の難しいデッキです。
びっくりヘッドのコストにするエネルギーを間違えば普通に負けます。そこで無駄な択を減らしリソース管理に徹底した構築を作りました。
普通のズガドーンGXデッキと違う部分
ポケモン
①アローラベトベトン(1枚)とアローラベトベター(1枚)の採用
ジラーチサンダーやグランブル等の非GXデッキはジラーチやヤレユータン等の 強力な特性を持ったたねポケモンがデッキの要です。
よって、それらをまとめて潰せるアローラベトベトンとその進化元であるアローラベトベターを採用しました。
この2匹はミステリートレジャーにも対応している超タイプなので立てやすい点も評価しています。
②メタモン♢(1枚)の採用
ジラーチサンダー戦に於いてアローラベトベター1体のみをベンチに立ててもグズマからの アサルトサンダーで1撃で倒されてしまい、アローラベトベトンに進化出来ません。
よって、メタモン♢とアローラベトベターを同時に立てることによってそれをケアすることにしました。
グッズ
①フィールドブロアー(1枚)の採用
ジラーチサンダー戦に於いて相手の場にあるエスケープボードを剥がすことを目的とした採用。相手の思考外の1枚です。
先入観としてズガアゴはフィールドブロアーの採用が少ないので警戒されにくい。相手が警戒せずに道具をどんどん貼ってくれるので刺さりが良かったです。
アローラベトベトンの特性が働いていれば追加のエスケープボードを手札に加える機会が少ないと予想しました。
ミラー戦に於いて相手のこだわりハチマキを剥がすことによって、相手のびっくりヘッドのエネルギー要求枚数を増やせるところもポイントです。
②レスキュータンカの不採用
一番最後まで残っていたがスペースが無く抜けて行った。 フィールドブロアーとの選択と考えている。
サポート
ハラ(2枚)の採用
ズガドーンGXは後攻を取った時に大抵バーストGXを宣言してサイドをトラッシュします。
基本的にバーストGXを試合序盤で打つ試合 >>> バーストGXを詰めで打つ試合なので、7枚ドローが出来るハラは引きたいカード(主にビーストリング)を引きに行くのに絶好のカードであるので採用しました。
以上が普通のズガドーンアーゴヨンと僕の二極化アゴズガの違いです。