アローラキュウコン(ウルトラシャイニー)のカードテキスト
HP 110 タイプ 妖
特性
ひかりのけっかい
このポケモンは、相手の「ポケモンGX・EX」からワザのダメージや効果を受けない。
ワザ
妖無無 オーロラビーム 80
弱点 鋼×2 抵抗力 なし
にげる 無
アローラキュウコン(ウルトラシャイニー)のカード解説
カード評価 7.5点
アローラロコンに選択肢を与える新たなアローラキュウコン
元々同じ性能の水タイプのアローラキュウコンは存在した。
アローラキュウコン
今回判明したアローラキュウコンは上記カードの妖タイプ版である。
フェアリータイプのアローラキュウコンはご存知アローラキュウコンGXが強力で、かなりの割合でデッキに投入されている。
アローラキュウコンGX
アローラキュウコンGXのワザを使うためにユニットエネルギー闘悪妖と併用されることも多い。
ユニットエネルギー闘悪妖
デッキに採用されるかはともかく、今回のアローラキュウコンの判明によってアローラロコンをベンチに置くことで光の結界を持ったアローラキュウコンを相手に警戒させることができる。
フーパ(SM3+)とアローラキュウコンの違いについて
環境において使われることの多いフーパとの違いを見てみよう。
たねポケモンと進化ポケモンの違い
まず、たねポケモンと進化ポケモンという違いだが、この点はなかなか大きい。
「アローラロコン」は進化前たねポケモンではトップクラスの優秀さを持つ。
更に「アローラキュウコンGX」と使い分けていきながら動ける点は魅力的である。
アローラロコン
フーパは出してしまえばそのままプレッシャーを与えるが、今回の「アローラキュウコン」は1ターンの間、HPの低い「アローラロコン」をベンチに置いておく必要がある。
この際に「アローラロコン」を処理されるとアローラキュウコンに進化できないのでかなりの痛手となる。
フーパに比べてアローラキュウコンはHPが10低い
「アローラキュウコン」は進化ポケにも関わらず、「フーパ」よりHPが10低い。
HP110というHPは「マッシブーンGX」等のベンチアタックが可能なポケモンから「アローラロコン」の状態時に30ダメージを受けた後、威力の80ダメのワザなら即気絶してしまう。
今回判明したアローラキュウコンのHPは低くはないが、決して高いHPというわけではない。非GXポケモンの一撃の前にはあっさり沈むので過信は禁物である。
弱点・抵抗力・逃げエネの違い
「フーパ」の弱点は闘、「アローラキュウコン」の弱点は鋼である。
現環境は闘タイプが横行しており、「フーパ」は「マッシブーン」に闘エネルギー一つで即気絶する恐れがある。
対して、「アローラキュウコン」の弱点である鋼は環境で見かけるのはGX系で非GXは僅か。更にエネルギー1枚且つ、進化ポケモンでない鋼ポケモンで一撃で気絶出来るポケモンが存在しない、という強さがある。
抵抗力は「フーパ」は超、「アローラキュウコン」は無し。
超は「超バレット」の存在もあり、抵抗力があることでそのポケモンに強いことを指す。
対して、「アローラキュウコン」は抵抗力を持たないので、どのポケモンにも等しくダメージを受けてしまうのが痛い。
逃げるエネは「フーパ」は無無、「アローラキュウコン」は無1となっている。
逃げるエネルギーが軽いので、相手の非GXポケモンをバトル場に引き出してそのあとに軽い逃げエネを生かしてアローラキュウコンはベンチに逃げるということも容易くなる。
フーパと違い、逃げるエネルギーが少ないアローラキュウコンならではの戦略がとれるだろう。
「ワンダーラビリンス◇」に対応する
「アローラキュウコン」の最大の強みは「ワンダーラビリンス◇」に対応している点である。
相手のワザを打たせる速度を低下させることで「アローラキュウコン」の生存率が飛躍的に上がる。
また、逃げエネ1 である点もより非GXポケモンを引きずり出す要因として活躍するだろう。
LO(ライブラリ・アウト)デッキに使われる可能性
アローラキュウコンは同じウルトラシャイニー収録のワンダーラビリンス◇に対応している。
アローラキュウコンとワンダーラビリンスと組み合わせることで、相手の動きを大幅に遅らせることができるのだ。
ワンダーラビリンスとアローラキュウコンを組み合わせたあらたなライブラリ・アウトデッキが登場してもおかしくはないだろう。

アローラキュウコン収録GXウルトラシャイニーカードリスト
