GXポケモンは非常に強力ですが、サイドを多くとられてしまうという欠点があります。
今回は多くのデッキに採用できる、汎用性の高い非GXたねポケモンに焦点を当ててみたいと思います。
非GXたねポケモンを採用する理由
ポケモンの頭数を増やし、サイドレースを有利にする
GXポケモンは強力ですが、サイドを2枚とられてしまうという欠点があります。
ポケカの対戦はお互いにサイドカード6枚の状態でスタートしますから、GXポケモンのみだと2+2+2の合計3体倒されたらゲームセットになってしまいます。
しかし序盤~中盤に非GXポケモンを挟むことで、1+2+2+2と計4体のポケモンを相手に倒させるよう仕向けるようにでき、サイドレースを優位に進められます。
GXポケモンメタのカードに対抗する

GXポケモンメタの特性やワザを持ったポケモンもいますよね!

「フーパ(SM3p)」のようなGXポケモンからのダメージを受けないカードや、スタジアム「戒めの祠」などは多くのデッキで採用されていますね。
デッキを圧迫させずに、盤面の繋ぎを行う

ドローソースやサーチ手段となりうるカードを採用して、盤面ができあがるまでの繋ぎをしたり、にげる0のカードで壁役にしたりといった使い方ができルカードもあります。

たねポケモンですと進化ラインを複数枚入れる必要がありませんから、デッキスペースの節約にもなりますね!

非GXポケモンは使い方次第でGXポケモンを上回る性能を発揮するものも少なくありません。今回は汎用性の高めな非GXたねポケモンをピックアップしてみました。
強い非GXたねポケモン:アタッカー
ネクロズマ(スペシャルレーザー)
ネクロズマのワザ「スペシャルレーザー」は条件つきとはいえ非GXたねポケモンにしては破格の威力を誇る。
その威力なんと160。「メガヤミラミ&バンギラスGX」ですら抵抗力込みで2回の攻撃で倒すことができる。
リサイクルエネルギーなどの特殊エネルギーが必要なため、使うのであればほぼ専用構築になる。

マッシブーン
非GXのたねポケモンとしては高めのHP130 ・非GXのたねポケモンとしては高めのHP130
闘「スレッジハンマー」は条件次第で1エネ120ダメージかつ闘闘無「ふりまわす」もコイントス次第で80-120打点を与えられる
「マッシブーン(SM5+)」は所謂マッシルガゾロ等の闘ポケモン主体のデッキで多く採用される。

エネルギーが軽く、また「ウルトラビースト」であるため「マッシブーンGX」と同様のサポートカード(例「ビーストリング」)が使えるのが魅力ですね !「マッシブーン(SM5+)」は所謂マッシルガゾロ等の闘ポケモン主体のデッキで多く採用されます。

ホワイトキュレム(SM7a)
ワザ「いてつくほのお」の3エネ160打点という破格の性能により、専用デッキも多く作られている。
ワザコストが独特なため、専用構築以外での採用が難しいのが難点。
またレシラム&リザードンGXの対策カードとしても採用されているケースがあり、最近ではタッグチームバレットデッキでも採用されている。
https://pokemon-tactics.site/2019/04/21/tag-team-ba-battle/
強い非GXたねポケモン:にげエネ0

エネルギーをトラッシュせずに場から逃げられるにげる0のポケモンは、壁役や繋ぎとして非常に優秀!

その中でもHPが高めで、ワザエネルギーも重すぎたり汎用性を損なったりしないカードといえば!
カプ・コケコ
HP110、にげるエネルギーが0かつ「ダブル無色エネルギー」で使えるワザを持つため、デッキの色を選ばない
ワザ「かいてんひこう」は相手のベンチポケモン含めて20ダメージずつばら撒くため、進化デッキ相手には痛手となりやすい。
強い非GXポケモン:ドロー&サーチ
ヤレユータン
高めのHP120。無色ポケモンであるため、デッキの色を選ばない。また、特性「さいはい」で、最大3枚までノーデメリットでドローできる。
手札が枯渇しやすいデッキでの採用が見込まれる。

「グランブル(SM8)」の「スッカラカン」との相性が特によいです!
マーシャドー
特性「やぶれかぶれ」は「ジャッジマン」と同じく、ドローソース+展開妨害にも使える攻防一体の性能。
特に先攻をとったときに使ういわゆる「先攻やぶれかぶれ」は超強力の一言。
ミステリートレジャーに対応している点も強力。
山札コントロールや、手札にカードをため込みやすいデッキ(例:ダイゴグロス)等に対するメタにもなる 山札コントロールや、手札にカードをため込みやすいデッキ(例:ダイゴグロス)等に対するメタにもなる。
HPが低いため、ベンチ狙撃や「グズマ」等による引きずり出しに弱い点に注意。
ツボツボ
特性「なましぼり」で、基本エネルギーを最大3枚まで選んでトラッシュに送ることができる。主にレックウザGXデッキで使用される。
トラッシュからのエネ加速手段や、エネ回収手段を持ち合わせるデッキと相性が良い。
ジラーチ
ドローとは少し違うが、手札を増やす手段として超強力なカード。
エスケープボードを使うことでバトル場から逃げることもできる、様々なデッキで使われているカード。
タブンネ
バトル場にいる必要があるが、いるだけでドローができる強力カード。ジラーチのようにUターンボードと組み合わせることでベンチに逃げることができる。
アローラベトベター
「もってくる」が超強力。なんとエネルギーなしで2枚カードを引くことができる。手札事故を回避できるという点で優秀。
進化後のアローラベトベトンも汎用性が高いのも高評価。
アローラロコン
アローラキュウコンGXの進化前として採用されているが、アローラロコン自体も超強力。
みちしるべはアローラベトベターと同じくエネルギーを使わずに使用することができ、さらに好きなポケモンをサーチすることができる。
せせらぎの丘に対応しているのも強み。相手のせせらぎの丘を利用してアローラロコンを展開することもできる。
強い非GXポケモン:メタカード
フーパ(SM3+)
特性「バンデットガード」により手軽にGXポケモンメタができる。
「ダークオーダー」で強化された悪タイプであるため、サポートカードも豊富。多くの悪デッキで1~2枚刺しされている。
「ダークオーダー」で強化された悪タイプであるため、サポートカードも豊富。多くの悪デッキで1~2枚刺しされている。
逆にGXポケモンにアタッカーを任せすぎていると、バンデットガードのフーパに詰まされるので注意。
フーパブラッキーというデッキがGXポケモン環境では非常に刺さる。

フーパ
後述のギラティナに抵抗を持っている、特にウルトラネクロズマGXに刺さる非常に強力なメタカード。
強い非GXポケモン:その他
ギラティナ(SM7b)
特性「やぶれたとびら」によってベンチを空にすることがなく、HP130の壁ポケモンを展開できる 特性「やぶれたとびら」によってベンチを空にすることがなく、HP130の壁ポケモンを展開できる。
超超無「シャドーインパクト」もデメリット持ちだが、及第点の130打点 超超無「シャドーインパクト」もデメリット持ちだが、及第点の130打点
また手軽にダメカンばら撒きができるのも魅力。「デスカーン(SM7b)」等のダメカン主体のカードや、ベンチ狙撃主体のデッキと相性が良い。
非GX進化ポケモンはこちら
