エネルギースピナーの評価
評価 8.0点
エネルギースピナー収録パック
プロモカードパック第6弾 2018年9月~11月

新潟CLで活躍
新潟CL8-1-1 (28位)
“ジラーチサンダース”
先攻はデンジ殿堂の書、後攻はデンジエネルギースピナーで圧倒的なアド差を付けます。
ミラーは先でも後でもデンジまんたんのくすりでダメージレース捲くれます。
カプコケコGXが色々なデッキに有効なので2枚。
エレパ溜め込むからシロナは弱いです。 pic.twitter.com/IAH7pB2Skx
— シャロン (@syaronalex) 2018年12月2日
先攻時にデメリットが実質的に帳消しにされる殿堂の書と、後攻時に爆発的なアドバンテージを稼ぐエネルギースピナーを両方搭載したデッキが話題になり、注目された。
さらに新潟CL終了時点ではすでにエネルギースピナ-が封入されているプロモパックが絶版状態にある(※)ため高騰に歯止めがかからない状態に。
※厳密にいうと12/6(木)でプロモパックが配布終了なので絶版状態ではないが、12/2(日)の新潟CL終了時点でほぼ絶版状態になっているといえる。
1500円~買取を掲げるショップも出現
【ポケカ 買取情報】
エネルギースピナーを1500円で買取いたします!!
皆様のお越しをお待ちしております:)#ポケカ #ポケモンカードゲーム #買取 pic.twitter.com/UMvzBbbLtd— カードラボ秋葉原店@アニメイト秋葉原7階 (@akihabara_labo) 2018年12月4日
SMレギュの万能エネルギーサーチカード
効果はシンプルでデッキから基本エネルギーを1枚サーチする。
SMレギュにおいての基本エネルギーをサーチできるグッズは「エネくじ[SM2K]」しかない。
このカードは後攻最初のターンだと追加で2枚のエネルギーをサーチできるため最大3枚の基本エネルギーを持ってこれるのである。
エネくじは特殊エネルギーもサーチ出来るのでスピナーの完全な下位互換ではないが、特殊エネルギーを多用しないのであればエネルギースピナーのほうが使い勝手は良い。
ポケモンでは『オドリドリ』が基本エネルギーを2枚サーチできたが、ベンチを埋めてしまうというデメリットもあった。
重要なエネルギー補充手段
1ターンに1度しか付けれないエネルギー。しかし、ポケカにとってエネルギーはたねポケモンの次にないと何も動くことが出来ない重要カード。
エネルギーの補充を通常ドローに頼るのでなく、確実に手札に加えられるようにする確率を上げるのがこのカードである。
しかも、サポートでなくグッズのため、1ターンに何度も使用することが出来る。単純にデッキ圧縮をして、引きたいカードを引く確率を上げる使い方さえ出来る。
デッキによってはドロー系サポートより優先!
基本エネルギーの比重を多めにしないと回らないデッキやグッズを多く使うデッキの場合、「エネルギースピナー」をどこに入れるかで考えることがある。
「アローラキュウコンGX」では、エネルギースピナーの登場によりとくせいで基本エネルギーも手札に加えられるようになったので幅広い戦略が可能になった。
デメリットは特殊エネルギーに対応していないこと
エネルギースピナーの最大のデメリットは特殊エネルギーに対応していないことである。
特殊エネルギーが使われない環境であればこのカードはデッキに4枚投入が当たり前になるかもしれない。
しかし現在はウルトラビーストデッキのビーストエネルギーや、ルガゾロデッキのダブル無色エネルギーなど特殊エネルギーが多用されるため採用されるデッキも限られている。
とはいえプロモカードにしては汎用性が異常に高いカードであるため、できれば入手したいカードの1枚であるといえる。
ガオガエンGXのようなデッキからエネルギーを持ってくるカードとは相性が悪い
ガオガエンの特性スカーチャージはデッキに基本悪エネルギーのカードが3枚以上ないと十分に効果を発揮できない。エネルギースピナーで手札に加えすぎるとガオガエンの持ち味であるエネ加速が使えなくなる。
このように、デッキに基本エネルギーがあるほうが都合がいいカードを主軸にする場合はエネルギースピナーの採用は見送られる。
エネルギースピナーはプロモカード
エネルギースピナーはプロモパックに収録されているカードであり、現在パックなどを購入することで入手することができない。
そのため何らかの形で再録されるまでは高いレートを維持することが予想されるだろう。