マリルリ【超爆インパクト[SM8]】の評価
評価 7.5点
汎用性が高い「みずたまさがし」
妖「みずたまさがし」はなんと特殊エネルギーにも対応している。8枚めくるというのはデッキの1/6近くをめくる。その中のエネルギーを無条件に付けられる能力は非常に強力で、対象およびエネルギーの色を問わないことからあらゆるデッキでの活躍が期待できる。
デッキに4枚しか入れられず、サーチ手段も乏しい特殊エネルギーに対応するカードは実際少ない。
ダブル無色エネルギーを始め、今まで採用したいが見送られることもあったユニットエネルギー全般や「レインボーエネルギー([SM8])」を無理なく採用でき、それを軸にしたデッキの採用も検討できる。
特にレインボーエネルギーは手札から出す際のダメカンをのせるデメリットを帳消し出来てしまう。
進化元も合格ライン
このポケモンは進化するのに「マリル[SM8]」が必要だが、このマリルもたねポケモンとしては重要なラインとなる「HP70」であり、デッキの安定性も期待できる。
マリルリを使ったデッキ構築
基本でいくならフェアリーデッキ
「みずたまさがし」は妖を要求するのでフェアリーデッキでの採用が期待できる。
「サーナイトGX[SM3H]」の技はエネルギーによってダメージが変化する。
「みずたまさがし」は特殊エネルギーに対応しているだけでなく、最大8枚のエネルギーを付ける可能性も秘めているため、デッキの大幅な展開力と爆発力になる。
これを踏まえると、優秀なカードが多かったが、盤面完成するまでの時間と完成後の攻撃力が低い印象だったフェアリーデッキの底上げに繋がる。
「アローラキュウコンGX[SM7b]」も採用して混合デッキに
・進化すればグッズを2枚手札に加えられる「アローラキュウコンGX[SM7b]」も一緒に採用して展開力を底上げした混合デッキが考案できる。
どの色と混合にするかを考えた場合、例として「ユニットエネルギー闘悪妖[SM6]」を採用できる点を活かし、闘と悪を採用したデッキが考えられる。
闘は「ルガルガンGX[SMH]」、「マッシブーンGX[SM4s]」、悪は「バンギラスGX[SM8]」、「ゾロアークGX[SM3+]」と優秀なポケモンが多い。
特徴的なのがベンチに攻撃できるポケモンが揃いやすい点に注目でき、高速でベンチのポケモンを狙うデッキを作るのに期待できる。
ルギアGX[SM8]を使う
エネルギーの要求が多く、ダブル無色エネルギーがサーチしづらかったため、どうしても使い所が難しかった「ルギアGX[SM8]」のサポートに活かせる。
複数のルギアGXが攻撃できる準備が完了する様は「ゼラオラレックウザ」の盤面を彷彿させるものがあるだろう。
ロマンならホウオウ!
変わり種を目指すなら「ホウオウ[SM6b]」が考えられる。無3の「レインボーバーン」は基本エネルギーの種類の数で技の威力が変わる。
「みずたまさがし」を駆使してこの技の最高ダメージを目指してみるのもいいかもしれない。