草ポケモン一覧
キモリ
評価:4.5点
カード解説
・2種類収録されている「キモリ」のうち、HPの低いほう(50)。
・草「ねむけどく」は相手を確定どく&ねむりにするため優秀だが、このポケモンがバトル場にいる時点で事故と考えたほうがよい。
・進化ラインとしては「キモリ(SM7b)」が最大のライバル。あちらは草ポケモンを山札から持ってくることができる。
キモリ
評価:6.5点
カード解説
・2種類収録されている「キモリ」のうち、HPの高いほう(70)。
・有色エネルギーを要する効果なしのワザを2つ持つが、「キモリ」としてはダントツのHPが持ち味。
・ベンチアタックを考慮するならば、「キモリ(SM7 001/096)」「キモリ(SM7b)」より有力な候補。
ジュプトル
評価:5.0点
カード解説
・ワザやにげるエネルギー、HPのすべてにおいて特筆に値するところがない。
・ジュプトルとしては「ジュプトル(SM7b)」が圧倒的に強力で、圧縮や加速も含めデッキの中核を担える存在であるため、このカードが採用されることはないだろう。
ジュカイン
評価:8.5点
カード解説
・特性「ネイチャーパワー」により、環境に多いウルトラビースト入りの構築に対する強力なメタを張れる。
・草「パワフルストーム」も、展開次第では強力な速攻打点となる。
・このカードの真価は「ジュカインGX(SM7b)」と組ませた際に発揮される。GXの進化ラインに1枚入れることで、GXメタデッキへの耐性を付けると同時に、「ジュカインGX(SM7b)」がパワー負けしやすいウルトラビーストGX入りのデッキへの対策となる。
・けっしてエースの活躍を見せるポケモンではないが、名脇役的な存在。
タネボー
評価:4.0点
カード解説
・2種類収録されている「タネボー」のうち、HPの低いほう(40)。
・草「かたくなる」で時間稼ぎはできるが、あまりにも脆い。
・どちらの「タネボー」を使うにしろ、さっさと進化させてしまいたい。
タネボー
評価:5.0点
カード解説
・2種類収録されている「タネボー」のうち、HPの高いほう(60)。
・とはいえHP60・にげる2・効果なしの無無「ふむ」では焼け石に水。
・どちらの「タネボー」を使うにしろ、さっさと進化させてしまいたい。
コノハナ
評価:6.0点
カード解説
・中継ぎの1進化としては程々に優秀なHP90。
・無無「ひとばらい」で相手の手札のサポーターを山札に戻すことができる。サポーターを一切使わないデッキというのはほぼないので、その場しのぎの妨害としては及第点。
ダーテングGX
評価:7.0点
カード解説
・2進化GXとしても高めなHP240。
・草「まどわす」は40打点に加え、確定こんらんの優秀なワザ。
・草無無「じんつうりき」は条件こそあるものの、「ダブル無色エネルギー」込みのエネルギーカード2枚で180ダメージを与えられるのは魅力。180打点というのは、速効型デッキの環境トップ「レックウザGX(SM7)」を一撃で倒せるラインであり、ベンチポケモンの特性やポケモンのどうぐ次第では「ゼラオラGX(SM7a)」も射程圏内に入る。
・「じんつうりき」の発動条件は「ジャッジマン(SM6)」で簡単に満たすことができる。相手の手札も回してしまうので事故率も高くなるが、逆に事故らせればこの上ない展開阻害となる。
・GXワザの「ふくまでんGX」は、相手にベンチポケモンがいない場合、一撃必殺のワザとなりうる。
・しかし展開に手間のかかる2進化GXとして汎用性が高いかと言われれば微妙。他の優秀な草ポケモンGXをさしおいて採用する魅力があるかというと、難しいところではある。
アメタマ
評価:4.5点
カード解説
・無「あわ」によるマヒで時間稼ぎは行えるが、HPが低いためさっさと進化させたい。
アメモース
評価:6.0点
カード解説
・草「びっくりもよう」は相手の特殊エネルギーを全トラッシュという強力な妨害ワザ。しかし当然ながら、相手が特殊エネルギーを採用していなかった場合、腐ってしまう。
・もう一つのワザ「ハリケーンウィング」もかなり運が絡むワザであるため、扱いが難しい。
バルビート
評価:5.5点
カード解説
・「イルミーゼ(SM7)」と組ませれば、1エネで120ダメージを与えられる。単純なダメージで見れば、たねポケモンとして破格の高火力。
・しかし条件がつらい。「前の自分の番にイルミーゼがワザを使っていた場合」ということは、一度バトル場のイルミーゼを引っ込ませなければならない。共にHPが70しかないため、草「フェロモンキャッチ」の条件を満たす前に倒されてしまうだろう。
イルミーゼ
評価:5.5点
カード解説
・「バルビート(SM7)」のトリガー。
・草「フェロモンサイン」はダメージ有の確定こんらん。時間稼ぎとしては優秀なワザであるため、ピン採用もあるだろうか。
トロピウス
評価:7.0点
カード解説
・HP110でにげる1は壁役としてなかなか優秀。
・草「ともだちをさがす」であらゆるポケモンを2枚まで手札に持ってくることができる。序盤の展開補佐としての活躍が期待される。
・ワザの効果でこそ色を選ばないが、ワザのエネルギーに色指定があるため、草デッキでの採用が吉。
ダダリン
評価:6.5点
カード解説
・非GXたねポケモン最高峰のHP130。
・しかしワザエネルギーがそこそこ重く、にげる3であるため、壁役として場に出たあと引き返せないというパターンにも陥りやすい。
・草無「ギガドレイン」は与えたダメージ分回復するという効果。例えば「ラランテス(SM4+)」と併せれば、「+20」された50ダメージ分回復することができる攻防一体のワザ。
炎ポケモン一覧
アチャモ
評価:4.5点
カード解説
・2種類収録されている「アチャモ」のHPが低いほう(50)。
・炎「ひのこ」はデメリット有とはいえ比較的高い30打点。
・しかし同じ「にげる1」ならば、HPが70の「アチャモ(SM7 015/096)」のほうが得。事故死の危険性も減る。
アチャモ
評価:6.0点
カード解説
・2種類収録されている「アチャモ」のHPが高いほう(70)。
・この手の高HP進化前たねポケモンとしては珍しく、にげるエネルギー1。
・ワザの威力は低いが、最低限のダメージは与えられる。
ワカシャモ
評価:5.5点
カード解説
・ワザはコイントス有の「にどげり」に、エネルギートラッシュの「かえんほうしゃ」と使いにくさが目立つ。
・速めに進化させてしまいたい。構築済みデッキに多く収録されている「ふしぎなアメ」で省略してしまうのもアリ。
バシャーモGX
評価:8.0点
カード解説
・2進化GXとして平均的なHP240だが、軽めのにげる1。
・無無「きりさく」は「ダブル無色エネルギー」1枚で使える。
・炎炎無「ばくえんきゃく」もデメリットを除けば効果なしのワザだが、エネルギー3個で210打点は非常に強力。「こだわりハチマキ」等のサポート込みで、2進化GXも倒せるほど。
・GXワザ「ブレイズアウトGX」は相手のワザエネルギーが重いポケモンに効果を発揮。こちらが「ばくえんきゃく」を使えない状況等でリスク回避に使える。
・炎への抵抗力を持つタイプは存在しない。安定したダメージを与えられる。
・しかし「ばくえんきゃく」のエネルギーコストのせいで、連発ができないのが難点。炎デッキには「カキ(SM3H)」や「レシラムGX(SM6a)」等エネルギー加速手段を持つカードが多く入るため、このカードもそうした組み方をするとよい。
コータス
評価:5.0点
カード解説
・たねポケモンとして高いHP120。
・無無「もえるけいてき」でダメージを与えつつエネ加速ができるが、山札の消費が激しい。山札切れには充分注意が必要。
・炎炎無「やきこがす」は確定やけどと比較的優秀だが、極めて重いにげるエネルギー3が気になる。炎デッキの高火力打点を活かせるほどの性能かといえば、微妙なライン。
オドリドリ
評価:7.0点
カード解説
・所謂「めらめらスタイル」。姿の大きく違うオドリドリ達だが、デッキに入れられるのは合計4枚まで。
・炎「みわくのサルサ」はベンチキャッチ+確定やけど&こんらんという非常に強力な効果。
・炎無無「ヒートブラスト」のエネルギーが少し重いが、妨害的なワザを覚えHP90、更ににげるエネルギー1は総じて優秀。
・炎ポケモンとしては珍しく、水弱点ではない。弱点の分散もさせられる。
水ポケモン一覧
ミズゴロウ
評価:6.0点
カード解説
・2種類収録されている「ミズゴロウ」のHPが低いほう(60)。
・無「みずため」は水エネルギーを3枚も山札から持ってくることができる。
・序盤の展開補佐としては申し分がないため、ラグラージを使うならば筆頭か。
ミズゴロウ
評価:6.0点
カード解説
・2種類収録されている「ミズゴロウ」のHPが高いほう(70)。それでいて、にげる1は優秀。
・しかし「ミズゴロウ (SM7 021/096)」のワザが強力なため、どちらを採用するかは悩みどころ。
・HP70は、ベンチアタックによく用いられる(20+20+20)、(30+30)両方の確定数をズラすことができる優秀なライン。メリットデメリットをよく吟味して採用したい。
ヌマクロー
評価:4.5点
カード解説
・水無「だくりゅう」は相手のベンチポケモン1匹にも20ダメージを与えられるが、低打点なのであまり頼れるワザではない。
・さっさとラグラージに進化させてしまいたい。必要最低限の枚数だけ組み込み、構築済みデッキに多く収録されている「ふしぎなアメ」ですっ飛ばしてしまおう。
ラグラージ
評価:7.0点
カード解説
・特性「パワードロー」でグイグイ展開を加速させることが可能。
・無無無「ハイドロポンプ」との兼ね合いも良好。威力を水エネルギーの数だけあげられる。
・しかし1進化以上のポケモンGXに対抗できるラインに持っていくのは難しく、またラグラージ自体が2進化ポケモンであることから展開が遅め。いかに素早く「ラグラージ」に進化させられるかが焦点となる。
ホエルコ
評価:4.5点
カード解説
・HP120に、コイントスありきとはいえ回復ワザ持ちの壁役。
・しかしワザ、にげるエネルギー共に重く、置物になりやすい。
・この傾向は進化後の「ホエルオー」になっても続く。専用デッキでもない限り、扱いが難しいか。
ホエルオー
評価:5.0点
カード解説
・非GXの1進化ポケモンとしては脅威のHP220。1進化GXポケモンに並ぶほど。
・水水水水「ひきしお」は200という高打点。しかしダメージを受けているほど威力が下がるため、体力管理は万全にしたい。
・ワザエネルギーがとにかく重い。全部有色エネルギーであるため、「ダブル無色エネルギー」適応範囲外なのがつらい。水デッキはエネルギー加速手段に乏しいため、総じて扱いの難しいポケモンであるといえる。
パールル
評価:5.0点
カード解説
・特性「ぬけがけしんか」で、ゲームスタート時の手札次第とはいえ即効で進化できる。素早く進化ポケモンを展開できるのは強み。
・しかしにげるエネルギーが3個と重いため、手札事故を起こした際のバックアップが効きにくい。進化後の「ハンテール(SM7)」「サクラビス(SM7)」共にデッキの中核を担えるほどパワーのあるポケモンではないのも懸念点。
ハンテール
評価:5.5点
カード解説
・1進化ポケモンとして高めのHP110に、比較的軽めなワザエネルギーを持つ。
・水「かじりつく」、水無無「デンジャラスバイト」共にゲーム序盤でのたねポケモンを縛る性能に長ける。進化前の「パールル(SM7)」と併せて、進化ポケモンデッキの展開を阻害しやすい。
・しかし展開されてしまった後は力負けしやすい。また非進化GXに対しても打点が足りないため、デッキ構築力が問われる。
サクラビス
評価:5.5点
カード解説
・にげる0によるヒットアンドアウェー戦法が得意。
・水「さくらしぶき」により、進化ポケモンのワザのダメージを一律シャットアウト。たねポケモンに強い「ハンテール(SM7)」とは対を為す性能を持つ。
・進化ポケモンを相手どるにはワザの威力が低すぎるため、どうやって相手の展開に対処していくかが課題となる。
ラブカス
評価:4.5点
カード解説
・無「おあいこ」で、相手のデッキによっては多くのたねポケモンをベンチに並べることが可能。
・無無「みずのはどう」を含め、ワザエネルギーに色の指定がない。どのタイプのデッキにも適応できるポテンシャルを持つ。
・しかし無進化たねポケモンであるため、将来性の無さが気になる。ベンチにポケモンを並べるだけなら、そのデッキに合った手段がいくらでもあるため、ラブカスならではというケースを想定しにくい。
レジアイス
評価:7.0点
カード解説
・特性「こおりのけっかい」は、バトル場限定だがスタジアムロックの効果を持つ。
・相手のスタジアムを出させない妨害的な用途だけではなく、自分のスタジアムを上書きされないという防御的な使い方もできる。
・水無無「こごえるかぜ」も壁役としては比較的優秀な確定ねむり。スタジアム依存のデッキでの活躍が期待できる。
カイオーガ
評価:7.5点
カード解説
・非GXの未進化ポケモンとして優秀なHP130。ワザも置物に留まらない優秀なものが揃う。
・水無「デュアルスプラッシュ」が強力。高いHPを盾に、相手のベンチのたねポケモンを狙い撃つことができる。
・水水無「グランドウェーブ」も強力な単体打点。2ターン連続では使えないため、「デュアルスプラッシュ」で蓄積させたダメージを元に削りとる形になる。
電気ポケモン一覧
ラクライ
評価:5.0点
カード解説
・雷「エレキック」で比較的高めな20ダメージを与えられるが、HPが低い。
・後述の「ライボルト(SM7)」も考えると、進化ラインとしてのパワーが高いとは言えない。ライボルトに対してのラクライの枚数も低めになるだろう。
ライボルト
評価:7.5点
カード解説
・特性「ボルトスタート」は変則的な効果。ゲームスタート時限定だが、たねポケモンを無視して出すことができる。
・雷「ダブルチャージ」も序盤向けのワザ。1エネ40打点という優秀なダメージを与えつつ、ベンチを高速で育てることができる。
・比較的高めなHP110の割に、圧倒的なにげる0も魅力。「ダブルチャージ」で育てたポケモンをスムーズにバトル場に出すことができる。
・手札事故の危険性は考慮しなくてはならないが、必要最低限のラクライしかデッキに入れず、余った「ライボルト」は「ハイパーボール」等の手札コストに回すのが良い使い道か。雷デッキの名脇役となりうる。
プラスル
評価:4.0点
カード解説
・無「みんなでドロー」により、相手次第ではあるものの最高10枚ものカードを一気に引くことが可能。
・強いて言えばそれだけ。進化系も存在しないため、とにかくベンチの頭数が欲しいデッキに用いられる程度か。
マイナン
評価:4.0点
カード解説
・無「ぽいぽいドロー」はトラッシュを肥やしつつ、デッキを回すことができる。
・「プラスル(SM7)」と同じく進化系が存在しないため、なかなかこれといった採用理由を見出すことが難しい。
オドリドリ
評価:7.0点
カード解説
・所謂「ぱちぱちスタイル」。姿の大きく違うオドリドリ達だが、デッキに入れられるのは合計4枚まで。
・雷「びりびりポンポン」は所謂メタ的なワザ。相手がGX依存のデッキであればあるほど、効果的にダメカンをばら撒ける。
・雷ポケモンとしては珍しく、闘弱点ではないどころか抵抗を持つ。そのため、雷デッキの壁役兼メタポケモンとしての活躍が見込まれる。
超ポケモン一覧
バネブー
評価:4.0点
カード解説
・無「とびはねる」でスムーズにベンチに退避することが可能。
・しかし何のダメージも与えられず、展開補佐もできないためさっさと進化させてしまいたい。
ブーピッグ
評価:4.0点
カード解説
・1進化ポケモンとして高めなHP120。
・無「ミラーステップ」のクセがとても強い。「カプ・テテフGX(SM2L)」のようなどのデッキでも採用されやすいポケモンがいることにはいるが、その条件を満たさない限り10ダメージしか与えられないのはつらい。せめてワザがもう1つあれば話は違ったが……
カゲボウズ
評価:4.5点
カード解説
・超「まどわす」はコイントスなしの確定こんらん。
・時間稼ぎにしかならないので、速やかにジュペッタに進化させたい。
ジュペッタ
評価:5.5点
カード解説
・特性「あかいまなこ」で相手のトラッシュのたねポケモンを引きずり出すことができる。
・別のポケモンでベンチアタックを仕掛けて、一気にサイドを取りに行く戦法が有用。
・超無「エネミーショー」も特性とのシナジーがある。総じて進化ポケモンデッキへのメタ向けの性能。
デオキシス
評価:5.5点
カード解説
・所謂「アタックフォルム」。姿の大きく違うデオキシス達だが、デッキに入れられるのは合計4枚まで。
・アタックフォルムに相応しく、攻撃的な性能をしている。無無「サイコキネシス」は、最低20打点、相手のバトルポケモンが育っていれば育っているほど高火力をたたき出す。
・超超無「パワーブラスト」も120打点を出せるが、「ダブル無色エネルギー」適応外なのが惜しい。似たような条件で120打点を出せるたねポケモンはそこそこ存在するため、デッキ全体での差別化が鍵。
デオキシス
評価:5.5点
カード解説
・所謂「ディフェンスフォルム」。姿の大きく違うデオキシス達だが、デッキに入れられるのは合計4枚まで。
・ディフェンスフォルムに相応しく、防御的な性能をしている。無無「リフレクター」は40ダメージ以下はシャットアウト。それ以上のダメージも、160ダメージまでならこのポケモンで耐えることができる。
・超無無「サイコスクリュー」こそあるが、打点不足が深刻。にげるエネルギーも圧倒的に重い(3)ため、文字通り置物になってしまいやすい。
デオキシス
評価:6.0点
カード解説
・所謂「スピードフォルム」。姿の大きく違うデオキシス達だが、デッキに入れられるのは合計4枚まで。
・スピードフォルムに相応しく、遊撃手的な性能をしている。超「テレポートブレイク」は相手にダメージを与えつつ、ベンチの防御的なポケモンを盾に出せるヒットアンドアウェー戦法がとれる。
・無無無「スピアダイブ」は強力な50打点をベンチに与える。「ジュペッタ(SM7)」のようなポケモンと組み合わせると、効果的にサイドを奪うことができる。
闘ポケモン一覧
アサナン
評価:6.0点
カード解説
・HP70、にげる1は進化前たねポケモンとして優秀。
・闘「がまん」は後述の「チャーレム(SM7)」とのシナジーがある。
・闘闘「キック」により最低限の打点確保もできている。闘弱点のポケモンは多いため、思わぬダメージになることも。
チャーレム
評価:6.5点
カード解説
・闘闘「さとりのいちげき」は、このポケモンのHPが30以下なら170ダメージを与える超強力なワザ。たねポケモンGX程度なら一撃で沈める威力を持つ。
・闘闘「スピニングキック」もエネルギーの割に高打点。「アサナン(SM7)」の「がまん」と併せて、「さとりのいちげき」の準備に使える。
・しかし自分にダメカンを多く乗せるということは、それだけ瀕死になりやすいということ。倒された後のゲーム展開も考慮しなければ、押し切られてしまう危険性がある。
ヤジロン
評価:5.0点
カード解説
・無無「ねんりき」はエネルギーの色を選ばず、「ダブル無色エネルギー」対応に加え、コイントスでマヒも狙える程々に優秀なワザ。
・当然ながら「ネンドール」への進化が前提となるため、「ネンドール」の性能も併せて吟味したい。
ネンドール
評価:6.0点
カード解説
・1進化ポケモンとして高めのHP110。
・ワザは色を選ばない「ねんりき」に、「ダブル無色エネルギー」対応の「ミラクルスピン」。
・闘無無「ミラクルスピン」はトラッシュの「ダイゴの決断(SM7)」の枚数だけダメージが上がり、最高160打点。ワザエネルギーの色の制約が少ないため、「ダイゴの決断」を効果的に活かせる「メタグロス(SM7)」ベースのデッキに組み込むのが吉か。必然的に闘鋼混合パでの採用が期待される。
レジロック
評価:5.0点
カード解説
・HP120の優秀な盾役。
・闘「きょうかスタンプ」はお手軽に与ダメージ量を上げられるが、上り幅が少ない。
・闘闘無「アームハンマー」もエネルギーの縛りの割にダメージ量が少なく、総じてパワー不足な印象。
グラードン
評価:6.0点
カード解説
・HP130は非GXたねポケモン最高峰。
・ワザは共に「ダブル無色エネルギー」対応で、見た目よりワザコストが少ない。
・闘無無「ぶちこわす」はスタジアム依存の相手によく刺さり、比較的簡単に100ダメージを与えることができる。
・闘闘無無「グラウンドスラッシュ」はデメリット効果持ちだが130の高打点。しかし進化ポケモンGXや2進化ポケモンを相手にするには心許ない威力であり、エネルギーの回収がしにくい闘デッキとの相性が気になる。
メテノ
評価:6.0点
カード解説
・特性「ほしふり」によってダメージを受けたり、引きずりだされてしまったポケモンをベンチに避難させることができる。
・最低限の打点である闘「スピードスター」との兼ね合いを考えると、闘デッキでの採用が望ましい。
・闘ポケモンは、高火力高HPだがにげるエネルギーが重いポケモンが多い。疑似的な「ポケモンいれかえ」として使うことができる。
鋼ポケモン一覧
ダンバル
評価:5.0点
カード解説
・2種類収録されている「ダンバル」のHPが低いほう(60)。
・特性「ひきあうからだ」で、にげるエネルギーの重い(2)ダンバルだが、スムーズにベンチへ退避することができる。
・しかしベンチ狙撃からの確定数をズラせるHP70に上回る魅力に乏しいのも事実。「ダンバル(SM7 053/096)」のほうが優先されるだろう。
ダンバル
評価:5.5点
カード解説
・2種類収録されている「ダンバル」のHPが高いほう。ベンチ狙撃からの確定数をズラせるHP70。
・ワザ「シングルスマッシュ」は「ダブル無色エネルギー」対応。コイントスありきだが、50という十分すぎるダメージを与えられる。
・しかしにげるエネルギーがとても多い(3)。「メタング」「メタグロス」への進化をさっさとしてしまいたい。
メタング
評価:5.5点
カード解説
・鋼「バレットパンチ」はコイントスが絡むものの、1エネ60ダメージを与えられる可能性がある。
・しかしにげるエネルギーが重く、他にこれといった長所もないため、「ふしぎなアメ」でスキップする対象となるかもしれない。
メタグロス
評価:8.5点
カード解説
・HP170と高めでワザエネルギーも少ないが、にげるがとにかく多い(4)変わった性能。
・特性「エクステンド」は、本来使用すると自分のターンが終わってしまう「ダイゴの決断(SM7)」のデメリットを無視する。あらゆるカードを3枚まで山札から持ってこられるので、デッキの汎用性が上がる。
・鋼「コメットパンチ」は場に居座り続けられれば、次のターンから1エネ120ダメージをノーリスクで打てるという優れもの。
・しかし特性「エクステンド」は場にメタグロスが1枚あれば充分なため、エースアタッカーを担わせるには少し頼りないか。進化ラインを共有できる「メタグロスGX(SM2L)」と組ませるのが良いだろう。
レジスチル
評価:7.5点
カード解説
・特性「かたいからだ」により、無条件に被ダメージを20減らすことができる。
・これにより相手の確定数を多くズラせ、優秀な壁役として後続を育てるまでの時間稼ぎを行うことができる。
・鋼無無「シルバーフィスト」も壁ポケモンとしては勿体ないほどの高性能。特性を持ったポケモンの中にはバトル場でのみ使うことができるポケモンも多いため、「ダブル無色エネルギー」込みエネルギーカード2枚で120ダメージを与えられる。
ジラーチ◇
評価:6.0点
カード解説
・特性「ほしにねがいを」はギャンブル性が高いが、運次第では1枚余分にサイドをとることが可能。非GX1体+GX3体のような計算している相手のサイドレースを崩すことができる。
・プロモーションカードだが「ポケモンカードジムメダル」+「マグカルゴ(SM6b)」とのコンボが可能。マグカルゴの特性「じならし」で山札の「ジラーチ◇」を一番上に置き、「ポケモンカードジムメダル」でサイドとすり替える。
・無無無「ほろびのゆめ」はどんなポケモンも一撃で倒すことができ、なおかつ発動条件に「ジラーチ◇」が生き残っている必要はない。しかし相手がバトル場から離れてしまうと効力を失うため、入れ替えに弱い。
テッカグヤ
評価:7.0点
カード解説
・非GXたねポケモン最高峰のHP140。
・鋼無無無無「ムーンレイカー」は、ワザエネルギーの重さも最高峰。しかしたねポケモンで160打点を狙えるポケモンは少なく、またエネルギーさえ付いてしまえばノーリスクで連発できるため強力。「ダブル無色エネルギー」2枚で無駄がない。
・お互いのサイド枚数次第では、わずか1エネでワザを使うことができる。サイド枚数がずれてしまうため1発限りになるだろうが、ゲーム中盤での大きなプレッシャーになりうる。
カミツルギ
評価:6.0点
カード解説
・鋼鋼「カミカゼ」により、ゲーム序盤限定だが130ダメージを与えることができる。
・しかしこちらが「カミカゼ」で一匹倒す=HP60の無防備なポケモンがバトル場に残るということなので、なかなか有利な状況を保ちにくい。
・「ツンデツンデGX(SM7)」や「鋼鉄のフライパン(SM5+)」を併用すれば、中打点までなら耐えきることができる。いかに序盤でサイドを削り取るかを考えたい。
ツンデツンデGX
評価:8.0点
カード解説
・特性「ウルトラウォール」により、ウルトラビースト主体のデッキでは欠かせない1枚。ベンチに存在するだけであらゆるダメージを軽減することができる。
・GXワザ「レイGX」は相手に取られたサイドの枚数分だけ強くなるワザ。置物となりやすいツンデツンデだが、ピンチの際はバトル場に出ることにより、起死回生の大ダメージを狙うことができる。
・鋼鋼無「ギガトンスタンプ」は汎用打点。GXポケモンや進化ポケモンを相手にするには少々頼りない威力だが、「ビーストエネルギー◇(SM5+)」+「こだわりハチマキ」で180打点に届く。
チルタリスGX
評価::7.0点
カード解説
・妖無「ブライトトーン」はGXメタ。しかしベンチから引きずり出された場合は無抵抗なため、注意が必要。
・水妖無「ソニックエッジ」は相手の特性や防御的なワザ効果を無視するが、低打点+ワザエネルギーの重さが痛い。
・妖無「ユーフォリアGX」で相手をねむりにしつつ全回復。時間稼ぎと切り返しを同時に行える。
・混合ワザエネルギーの多いドラゴンタイプだが、「ブライトトーン」「ユーフォリアGX」共にフェアリーエネルギーだけで事足りる。メタ性能の高いタイプ特色とも噛み合うため、フェアリーデッキでの採用が検討。
タツベイ
評価:5.5点
カード解説
・2種類収録されている「タツベイ」のHPが低いほう(60)。
・混合ワザエネルギーの多いドラゴンタイプだが、水エネルギー1つでワザを使える。しかし「ボーマンダ(SM7)」「ボーマンダGX(SM6b)」までの進化を考えれば炎水混合となるため、あまり関係がない。
タツベイ
評価:6.0点
カード解説
・2種類収録されている「タツベイ」のHPが高いほう(70)。「タツベイ(SM7 062/096)」より優先順位が高い。
・混合ワザエネルギーの多いドラゴンタイプだが、炎エネルギーのみでワザを使える。しかし「ボーマンダ(SM7)」「ボーマンダGX(SM6b)」までの進化を考えれば炎水混合となるため、あまり関係がない。
コモルー
評価:6.0点
カード解説
・「ダブルドラゴンエネルギー」対応で、炎水「いかりのやいば」を使える。
・ダメカンが1個でも乗っていれば80ダメージを与えられるが、あまり盤面に長居させるポケモンではない。「ボーマンダ(SM7)」「ボーマンダGX(SM6b)」への進化を優先させ、「ふしぎなアメ」でのスキップも視野。
ボーマンダ
評価:7.0点
カード解説
・特性「りゅうのかぜ」での引きずり出しは強力。貧弱なたねポケモンや、ワザコストの重い準備中のポケモンを狙い撃つことができる。
・炎水無無「ドラゴンクロー」のワザエネルギーが重い。「ダブルドラゴンエネルギー」や「ダブル無色エネルギー」を併用すれば2枚で済むが、2進化4エネで100ダメージは心許ない。
・進化ラインを共有できる「ボーマンダGX(SM6b)」と組み合わせれば話は別。「ボーマンダ」のにげるエネルギーが0になるため、よりアタッカー性能の高いベンチの非GXポケモンに回すことで、展開の一方的なコントロールが可能。
ラティアス◇
評価:8.5点
カード解説
・デッキに1枚しか入れられないプリズムスターらしく、比較的高いHP(130)を持ちながらにげるエネルギーも少ない。
・無「ドリームミスト」が強力で、ワザエネルギーの重いドラゴンタイプを一気に育てることができる。
・しかし基本エネルギーのみに対応なため、「ダブルドラゴンエネルギー」等の特殊エネルギーとの兼ね合いが難しい。「レックウザGX(SM7)」を「ツボツボ(SM7a)」等と併用して、基本エネルギー主体で育ててゆく形になるだろう。
ラティオス◇
評価:7.0点
カード解説
・デッキに1枚しか入れられないプリズムスターらしく、比較的高いHP(140)を持ちながらにげるエネルギーも少ない。
・無無「ドラゴンフリート」はワザエネルギーのお手頃さの割に、高いダメージを与えることができる。
・しかしドラゴンの進化ポケモンという条件が曲者。ただでさえワザコストの重く色のバラバラなドラゴンデッキに複数の進化ラインを組み込むことは、事故を引き起こしやすいということ。幸いドラゴンには「チルタリス(SM6a)」という汎用的な置物が存在するため、あとはアタッカーの選定次第か。
レックウザGX
評価:9.5点
カード解説
・本弾のタイトルカードにして目玉。環境を席巻する強力なアタッカー。
・特性「しっぷうどとう」によりトラッシュを肥やしつつ、エネ加速をすることができる。
・草雷無「ドラゴンブレイク」は自分の場の草と雷エネルギーの数だけ威力の上がるワザ。6個で180ラインに届き、8個もあれば2進化GXポケモンであろうと一撃。
・草「テンペストGX」は一度きりしか使えないが、10枚ものカードを一気に引くことができる。最初のターンに「レックウザGX」がバトル場に出てしまった場合などの事故に備える。
・このカードの真価は「ゼラオラGX(SM7a)」と組ませた場合に発揮される。ワザエネルギーの色、特性「じんらいゾーン」によるにげるエネルギーの無償化、「しっぷうどとう」からの「フルボルテージGX」によるトラッシュからの大量エネ加速等、すべてが噛み合っている。「エレキパワー(SM7a)」「サンダーマウンテン◇(SM7a)」等の雷ポケモン強化にあやかることはできないが、充分すぎるシナジー。
・最大の弱点はHP「180」。非GXポケモンの180ラインというのはこのポケモンを意識したものであるため、所謂メタをどのように回避していくかが焦点となる。
キャモメ
評価:4.5点
カード解説
・タイプ、テキスト、HP、にげる、イラスト……すべてがプレーンな1枚。
・水ポケモンではない「キャモメ」は珍しいが、弱点・抵抗力共に同じなため差別化が難しい。
ペリッパー
評価:5.5点
カード解説
・無「しょうか」は1エネ30打点に加え、相手が炎デッキならエネルギーをトラッシュする効果を持つ。炎デッキはワザの準備にターンを使うことが多いため、刺さりやすい。
・無無無「みずのはどう」は程々の打点に、程々の効果。50%の確率で相手が行動できないと考えたら大きいか。
・このポケモンの評価は、環境にどれだけ炎デッキがいるかによって左右される。しかし特定の色へのメタは厳しいのと、現状炎デッキが環境トップにはいないため、活躍は難しいか。
ゴニョニョ
評価:5.0点
カード解説
・2種類収録されている「ゴニョニョ」のHPが低いほう(60)。
・無「ごうきゅう」は最初のターン限定だが、相手の行動を大きく制限することができる。
・2ターン目以降のスムーズな進化が鍵となる。
ゴニョニョ
評価:5.0点
カード解説
・2種類収録されている「ゴニョニョ」のHPが高いほう(70)。
・HPが高いのはいいが、とにかくワザコストが重い。ここまでエネルギーを付けてしまう前に、進化させてあげたい。
ドゴーム
評価:5.0点
カード解説
・程々にHPが高いが、エネルギーが重くにげるもしにくい。
・例に漏れず「ふしぎなアメ」によるスキップ対象。
バクオング
評価:6.5点
カード解説
・非GXポケモンとして高めのHP150。無色ポケモンらしく、ワザエネルギーの色を選ばないため、あらゆるデッキに適応できるポテンシャルを持つ。
・無無無「デスライブ」は中打点に加え、条件付きとはいえベンチアタックとしては破格の全体30ダメージ。
・「ポータウン(SM3N)」等のダメカンを乗せるスタジアムや、特性を絡めて能動的に「デスライブ」対象を増やしていきたい。
・打点の殆ど変わらない無無無無「ヘビーインパクト」はあまり使う機会がないだろう。
エネコ
評価:5.5点
カード解説
・無「ねこだまし」は1エネ、ダメージ有のマヒ効果とそこそこ強力。
・「エネコロロ」に進化するまでのつなぎとしては、まずまずの性能。
エネコロロ
評価:6.0点
カード解説
・特性「フレンドサーチ」によるサポートの回収効果。
・しかしサポートは1ターンに1度しか使えないため、進化ラインでデッキを圧迫させてまで使えるカードかというと微妙。
チルット
評価:6.0点
カード解説
・無「うたう」で時間稼ぎはできるが、ダメージ無しはつらい。
・「メロエッタ(SM7b)」の「ミラクルハーモニー」対応カード。
カクレオン
評価:5.0点
カード解説
・「カクレオン(SM7a)」「カクレオン(SM7b)」と並ぶ「ユニットエネルギー」対応カード。特性は「ユニットカラー2」だが、順番で言えばこちらが初出。
・他のカクレオンと比べると、雷超鋼の環境トップデッキへの弱点の突きにくさ、無無無「きりさく」の重いワザコストが目立つ。鋼弱点の多いフェアリーデッキがどれだけ増えるかにかかっているだろう。
ハイパーボール
評価:9.5点
カード解説
・手札を2枚トラッシュさえすれば、あらゆるポケモンを山札から持ってくることのできる汎用性の高いカード。
・殆どのデッキで2枚~4枚での採用が検討される。
・手札を捨てる効果も、トラッシュ肥やしと考えればデメリットにならない。「リーリエ」のように特定の枚数になるまで山札からカードを引く効果や、トラッシュのエネルギーを場のポケモンにつける特性等、あらゆるシナジーが想定できる。
・SMレギュレーション現在、最も価値の高いURは「コレクション サン(SM1S)」収録。需要の高いカードなだけに、とても高価。
ダートじてんしゃ
評価:9.5点
カード解説
・ドローとトラッシュ肥やしとデッキ圧縮を一度にできる優れもの。グッズなため、使用回数に制限がないのも大きい。
・特にデッキ圧縮は2枚ずつできる計算となるため、「ダート自転車」分を含めれば4積みで計12枚。目当てのカードを引き当てる確率をじわじわと上げてくれる。
・本弾「裂空のカリスマ (SM7)」でURが収録。汎用性のあるグッズのURは、ポケモンGX等よりも高価な場合がある。
ギリギリポーション
評価:5.5点
カード解説
・HP30以下のポケモンを一気に回復させられる効果を持つが、発動条件を満たすのが案外難しい。
・またHP30を120回復させたところでHP150。強力なエース級アタッカーの前には焼け石に水なため、デッキスペースを割く価値があるかといえば疑問符が付く。
ポケモンいれかえ
評価:9.0点
カード解説
・にげるエネルギー無視、疑似的な状態異常回復効果も持つお手軽カード。
・いざというときに役立つ効果なため、1枚は入れておくと保険になる。
・初代から登場し続けているカードなため、様々なイラスト/レアリティのものが混在しているが、SMレギュレーションでのURは「コレクション ムーン(SM1M)」収録。あらゆる構築済みデッキにも封入されているため、カード自体の入手は難しくない。
レインボーブラシ
評価:5.0点
カード解説
・基本エネルギーを入れ替える効果を持つ。その性質上、2色以上の混合デッキでの採用が基本。
・しかし用途が限定的すぎるため、よほどエネルギー事故が起こりやすいデッキ以外では効果を発揮しにくい。むしろ、このカードに頼らないデッキ構築を心掛けるようにしたい。
こだわりハチマキ
評価:9.5点
カード解説
・あらゆるポケモンGXに対して30打点のアップは、シンプルで非常に強力。直接殴るビートダウン主体のデッキならば、殆どの場合採用価値がある。
ポケモンキャッチャー
評価:7.0点
カード解説
・コイントスありきだが、相手のベンチを引きずり出す効果は強力。サイドレースを優位に展開することができる。
・サポートだが確実性のある効果を持つ「グズマ(SM3N)」、2枚セットで確定交換の「カスタムキャッチャー(SM7a)」がライバルか。特に「カスタムキャッチャー」はその発動条件の手軽さから、「ポケモンキャッチャー」より多くのデッキで採用されている印象がある。
ふしぎなアメ
評価:9.5点
カード解説
・2進化ポケモン主体のデッキならばほぼ必須級のカード。「ジュプトル(SM7b)」のようによほど強力な特性を持たない限り、1進化ポケモンはスキップされやすい。
・最終進化までのターンを1ターン短くしたり、手札事故を減らしたりするメリットの他、デッキバランスを大きく変えることができるのが大きい。例えば軸となる2進化ポケモンを3枚デッキに入れたい場合、サイド落ち等も考慮すると進化ラインは4-4-3となりやすいが、「ふしぎなアメ」を積むことで4-2-3あるいは4-1-3のように簡略化できる。
・ポケモンカードではレギュレーション落ちしたカードでも、同じ名称・効果・裏面ならば公式に使うことができる(テキストや裁定は最新版に準拠)。「ふしぎなアメ」のURは「メガロキャノン(BW9)」収録となっている。
ハッスルベルト
評価:6.5点
カード解説
・状況は限定的だが、60ダメージの追加は超強力。起死回生の一手となるか。
・しかし仮に相手を一体倒したとしても、HP30以下のポケモンがバトル場に残ってしまうことになる。相手の計算を大きく狂わせるため、隠し玉としたい。
・「ドダイトス(SM5S), (SM5+)」「シロデスナ(SM1M)」「イベルタルGX(SMH)」のような与えたダメージぶん回復する効果のワザと相性が良い。
ダイゴの決断
評価:8.5点
カード解説
・自分の番が終わってしまうデメリットは痛いが、好きなカードを3枚もサーチできる効果は非常に強力。どのようなデッキにも入る余地がある。
・先行ターンやワザを使えない最序盤で使えば、ほぼノーリスクで次のターンに備えることができる。デッキスペース次第だが、1枚は入れておいて損はないだろう。
・「メタグロス(SM7)」がデメリット無視の特性を持っている。共通の進化ラインを持つ「メタグロスGX(SM2L)」をエースに据えた所謂「ダイゴグロスデッキ」の展開サポートとしてとにかく優秀。
釣り人
評価:7.5点
カード解説
・自分のトラッシュにある基本エネルギーを大量に回収する効果を持つ。基本エネルギーのみ対応で、特殊エネルギーは範囲外なので注意が必要。
・しかし炎等エネルギー消費の激しいデッキにおいては、トラッシュからポケモンへの直接付与が優先される。山札を多くトラッシュするデッキにおいての事故回避として1枚入れられるかどうかか。
ハウ
評価:7.5点
カード解説
・山札から3枚ドローのシンプルなカード。シンプルな効果故、汎用性も高い。
・デッキ全体とシナジーのある他の強力なドローソースとの差別化を考慮したい。
フウとラン
評価:7.0点
カード解説
・汎用性のある効果2種類から選択して使うことができる。
・1つ目の効果は「シロナ(SM5M)」「モノマネむすめ(SM6b)」「ハラ(SM2K)」と類似した効果。それぞれドローの枚数や発動条件が異なるため、慎重に吟味したい。
・2つ目の効果は「ポケモンいれかえ」と同じ。しかしサポートであるという制約が悩ましい。
・総合するとリスク管理のためのカード。手札事故やバトル場事故に備える慎重派のプレイヤーには、充分採用理由がある。
リーリエ
評価:8.0点
カード解説
・単純なドローソースとしてみた場合、多少頼りなさは否めないが、最序盤における展開補佐としては有用。
・そのためデッキに1枚刺し、早々に使ってしまうことが望ましい。URは「コレクション ムーン(SM1M)」「GXバトルブースト(SM4+)」にイラスト違いのものが2種類収録。本家ゲームの進行に合わせて大きく異なるキャラデザであるため、コレクターズアイテムとしても評価の高い一枚。
ルチア
評価:7.5点
カード解説
・強力なプリズムスターを2枚もサーチすることができる。
・しかしプリズムスターは、同名のものはデッキに1枚しか入れられないという制約上、必然的にこのカードも複数枚の採用は事故りやすい。
・プリズムスターのポケモンならば「ハイパーボール」等より簡単なサーチ方法があるため、プリズムスター同士のシナジーがあるか、トレーナーカードのサーチを優先したい。
戒めの祠
評価:8.0点
カード解説
・GXポケモンメタのスタジアム。必然的に、こちらはGXポケモンの採用数が少ないことが望ましい。
・ダメカンばら撒きは非常に強力で、多くのポケモンのワザとシナジーがある。
・特に「ムウマージ(SM4a)」とのコンボは強力。超「カオスウィール」で上書きされやすいスタジアムを守りつつ、GXポケモンを含め抑制した相手の手札の数だけ超無無「くろまじゅつ」の威力に変換することができる。
そらのはしら
評価:8.0点
カード解説
・「マッシブーンGX(SM4S)」「アローラキュウコンGX(SM2K)」等強力なベンチアタックへのメタ。
・低HPのたねポケモンが多くベンチに並ぶ進化デッキと相性が良い。
・しかし上書きされやすいスタジアムであるという点がネック。「レジアイス(SM7)」を壁役にし、うまくベンチを育ててゆくのが良いだろう。
ダブル無色エネルギー
評価:9.5点
カード解説
・ワザコスト次第だが、多くのポケモンの強力なワザを素早く使えるようにする万能エネルギー。
・特殊エネルギーゆえのサーチ及び回収の難しさと、「ジュカインGX(SM7b)」「エアームド(SMH)」等の特殊エネルギーメタへの対処が課題。
・それを差し置いても非常に強力かつ汎用性のある効果なため、多くのデッキで3~4枚投入が検討される。